「余計なことを言う」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「余計なことを言う」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「余計なことを言う」とは?

「余計なことを言う」は、本来言わなくてもいいことを言ってしまう、という意味で使われます。

「余計なことを言うから、こんなことになってしまった」のような用い方をすることが多く、ちょうど今手が空いたと言ってしまったために、追加で用事を頼まれることになったなどといったシチュエーションによく使われる例になります。

そういった時に、「余計なことを言うもんじゃなかった」と独り言として用いたり、「彼はすぐに余計なことを言うから困ったものだ」のように使うこともできます。

その余計だとしている言わなくてもいい内容は、場合によって様々です。

「余計なことを言う」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「余計なことを言う」は、そのためにこんなことになったといった前述のような用い方から、そういったことを言ったために失敗したと、「余計なことを言うべきじゃないと分かった」のように使って後からその後悔、反省などを述べるために用いたり、「余計なことを言う人は嫌いだ」などと使っても構いません。

また、「余計なことを言うけど〜」のように、それが言わなくてもいいことだと分かっていながら何かを伝えるという場合にも用いられており、この時には特に言わなくてもいいと思いながらも、注意点などを伝えておきたいと思って使っています。

「余計なことを言う」を使った例文

・『あの人が余計なことを言うから、彼を怒らせることになってしまった』
・『余計なことを言うようだが、くれぐれも先方の前での態度には注意して欲しい』

「余計なことを言う」の類語や言い替え

・『出過ぎたことを言う』
この「出過ぎたこと」とすると、自分の立場上、失礼になってしまうような内容を指す表現になります。

ビジネスシーンで上司に対して口ごたえになるようなものや、その担当ではないのに口を出すといった時がそれになり、そのよし悪しはともかく、その後に「出過ぎたことを言いました」と使ったり、「出過ぎたことを言うようですが〜」として、これからそれを言うと用いることができます。

まとめ

「余計なことを言う」は、言わなくてもいいことを言う、という意味で使われています。

そうするべきではなかった、そうしたからこんなことになったと用いたり、そうだから誰は嫌いだ、これから言うことがそうなるかも知れないがなどと、色々な使い方をされている表現です。