「図太い」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

人の性質や性格を表す表現は多々あります。

「図太い」もその1つであり、今回はこの表現について解説いたします。

「図太い」とは?

「図太い」とは?

「図太い」「ずぶとい」と読み、意味は「少々のことでは動じない」「大胆だ」「だいたんだ」「(とても)図々しい」「ずうずうしい」という意味があります。

語源については諸説ありますが、その中でも、調子に乗るという意味の「図に乗る」といった表現から派生したという説があります。

ただ、はっきりしたことはわかっていません。

「図太い」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「図太い」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「図太い」には、肯定的な意味と否定的な意味の両方があり、どちらの意味でも使用されています。

しかし昨今では、肯定的な使用事例が以前よりは目立つようになってきました。

肯定的な意味での使用では、「彼の図太い性格は、危機におけるリーダーに向いている」のような形で使用されます。

一方、否定的な意味で用いられる場合、「図太いタイプは、人のことを気にしないので面倒だ」といった使用例が考えられるでしょう。

ただし、良い意味であっても、他人に対して直接使用する場合には、誤解を招きかねないので注意が必要です。

特に関係が希薄な相手には使わないようにしましょう。

「図太い」を使った例文や文章

「図太い」を使った例文や文章

それでは、上記以外での使用例を挙げてみましょう。

・『何事にも動じない図太い性格になりたい』
・『図太い店長がおどおどするほど怖い社長』
・『刑事の取り調べにも、一切自白しない図太い容疑者』

「図太い」の言い換え表現

「図太い」の言い換え表現

「図太い」の意味で、肯定的な「動じない」「大胆」という場合の言い換えとしては、「怖いもの知らず」「不敵」などが考えられます。

一方で、否定的な「図々しい」という意味では、「図々しく怠けている様」を表す「横着」「おうちゃく」が代用語になるでしょう。

まとめ

まとめ

「図太い」とは、人の性格が「何事があっても動じない」「大胆だ」または「非常に図々しい」という意味です。

良い意味で使われることも多くなりましたが、完全に否定的な意味として認識している人もそれなりにいるので、褒める場合の使用には注意が必要です。

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