「エンガチョ」とは?意味や言葉の使い方、概要など

この記事では、「エンガチョ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「エンガチョ」とは?意味

「エンガチョ」とは?意味

「エンガチョ」は、とても汚らなしいという意味で、汚いものに触れたという意味です。

ただ、このワードはもともと、日本の民族風習で穢れというものに触れた人物の汚れを切り取るおまじないのワードでした。

しかし、いつの間にかけがれている人間自体を指すようになり、今では、汚らしいという意味で使用され一種の差別用語として定着しています。

「エンガチョ」の概要

「エンガチョ」の概要

「エンガチョ」は、エンガという部分が穢れなどに対しての人間が持つ縁のことでつまりは、穢れというものに対してご縁があるというありがたくないことを指していて、チョという部分が穢れを切り取るという意味で今でいうちょん切るです。

と言いますのも、日本には、縁結びの神様と縁切りの神様というものがいましてそれぞれ、別の神様で円を結ぶ際に何か代償を差し出すと晴れてご縁が結ばれ、縁切りの神様の場合も、同じように代償を払えば、縁を切ることができました。

しかし、神様に頼むと代償を支払わないといけないということで、「エンガチョ」というワードで神様に頼まずに自分たちで穢れから縁を立とうと言ったのが「エンガチョ」であると言われています。

「エンガチョ」の言葉の使い方や使われ方

「エンガチョ」の言葉の使い方や使われ方

「エンガチョ」の言葉の使い方は、本来は穢れという縁を断ち切るという意味で使用します。

ただ、現在では、差別で汚らしい人物を指すワードとして定着しており、こちらの使い方は差別に当たるので使用することは望ましくありません。

まとめ

まとめ

「エンガチョ」については、縁切りの神様に縁を切りたいとお願いした際、厄災というものと縁を切る場合の代償が大きすぎるがゆえ自分たちで縁を切るということで生まれたと言われています。

よって、このワードは本来は、穢れから円を切るという意味で使用するのが望ましいんですが、今では、汚らしい人間という差別する用語になっているのが悲しい点です。

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