「生きがい」とは意味や概要、類語や例文などを解説

「生きがい」の解説

「生きがい」の解説

「生きがい」とは、生きている価値を感じること、また生きていて喜び、幸せを感じることに対して使います。

例えば、仕事をしていることが自分に自信を持たせて、生活にハリが出るという人がいたとします。

その場合、その人の「生きがい」とは「仕事」ということになるでしょう。

また「我が子の為に頑張る」「孫ができたので長生きしたい」と責任感や前向きな気持ちが強まることがあります。

ある人間が存在してくれることそのものが、自分にとっての喜び、幸せになることも「生きがい」と言い表すことができます。

つまり自分が誰かに必要とされることも「生きがい」となりますし、自分が何かを愛したり、夢中になることも「生きがい」となるのです。

「生きがい」の使われ方

「生きがい」の使われ方

「生きがい」とは、生きている甲斐があると感じられること全般に使えます。

例えば仕事や子育てなどがあることで「自分が頑張らなくては」という気持ちが持てることも「生きがい」ですし、趣味を楽しむ、動物や子供という存在に癒されている、可愛がるといったことも「生きがい」と言い表すことができます。

良い意味で、自分が頑張れる素となっている存在、物事などに使います。

「生きがい」の例文1

「生きがい」の例文1

「保護猫を飼い始めてからおじいさんは元気になった。あの子猫がおじいさんの生きがいとなっているのだろう」

「生きがい」とはその人が生きていく上で力を与えてくれるものという意味で使います。

例文の場合、子猫という存在がおじいさんを元気づけている、生きる力を与えてくれているということになります。

「生きがい」の例文2

「生きがい」の例文2

「定年退職して生きがいを失っていたが、アルバイトを始めてから気持ちが上向くようになった」

人が生きる為の動機という意味合いで「生きがい」を使うことができます。

生きていく上でお金は必要ですし、自分の能力を発揮し、褒められたり感謝される喜びもありますので、仕事が「生きがい」となる人は多いでしょう。

「生きがい」の類語・言い換え表現

「生きがい」の類語・言い換え表現

「生きがい」と似た言葉を紹介します。

「精神的支柱」

「精神的支柱」

「精神的支柱」とは、自分の精神を支えてくれているもの、生活の上で中心となっているものといった意味で使います。

「子育ても終わり、今は孫の存在が精神的支柱となっている」「彼女がいなくなって、僕は精神的支柱を失った」などと、使います。

「心のよりどころ」

「心のよりどころ」

「心のよりどころ」とは、自分の心が頼るところ、支えとなるものといった意味になります。

「この趣味は、今や私の心のよりどころとなっている」「あの男が、彼女の心のよりどころなのだろう」などと、使います。

「生きる支え」

「生きる支え」

「生きる支え」とは、自分が生きていく上で、助けてくれる存在や物事という意味になります。

実際の行動だけでなく、ただいてくれるだけで、ただあるだけでいいといった精神的なものが大きいでしょう。

「あの子の存在が私の生きる支えです」「絵を描いて発表するという目標が、彼女の生きる支えとなっている」などと、使います。

「生きる意味」

「生きる意味」

「生きがい」を簡単な言葉で言うならば「生きる意味」となります。

「仕事がある」「仕事をする」ということが自分の「生きる意味」とも言えますし、子供やペットなど自分がいてお世話をしなければならないと思うことも「生きる意味」でしょう。

「この子を産んで、自分の生きる意味がわかった」「この仕事を干されたら生きる意味がないような気がしている」などと、使います。

「生きるよすが」

「生きるよすが」

「生きるよすが」とは、生きる上で頼りとなることという意味になります。

「妻を亡くして、生きるよすがもない生活」「愛犬が生きるよすがとなっている」「この趣味が私の生きるよすがだ」などと、使います。

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