「お風邪など召しませぬよう」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では、「お風邪など召しませぬよう」の意味を分かりやすく説明していきます。

「お風邪など召しませぬよう」とは?意味

「お風邪など召しませぬよう」とは?意味

「お風邪など召しませぬよう」は、「目上の人に対してお身体を大切にしてくださいと気配りする丁寧な挨拶の言葉」という意味です。

会話で使われるよりも、季節の挨拶メールや、年賀状などで締めの言葉として使われることが多くなります。

「召す」「食う」「飲む」「着る」「履く」「買う」「乗る」などの動作の尊敬語だけではなく、「風邪をひく」「風呂にはいる」「気にいる」「年をとる」など様子や状態の尊敬語として幅広く使われます。

非常に上品な言葉ですので、日常会話で使うと不自然に感じることもあります。

会話ではこの文節だけで使われることもありますが、本来はこのあとに相手に対する希望や願望の言葉が続きます。

「お風邪など召しませぬよう」の成り立ち

「お風邪など召しませぬよう」の成り立ち

「お風邪など召しませぬよう」「お風邪+など+召しませぬ+よう」で成り立っています。

「お」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、または言葉を上品にする美化語、「風邪」「相手にとっての感冒」「など」「それに限らずほかにも同種類のものがあること」という意味、「召しませぬ」「(風邪を)ひく」の尊敬語「召す」の否定形「召さぬ」の丁寧表現、「よう」は希望・願望を表す言葉です。

尊敬語が含まれていますので、目上の人に使えます。

「お風邪など召しませぬよう」の言葉の使い方や使われ方

「お風邪など召しませぬよう」の言葉の使い方や使われ方

「お風邪など召しませぬよう」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『お風邪など召しませぬよう、ご自愛ください』

『お風邪など召しませぬよう、ご自愛ください』

年賀状や季節の挨拶メールなどの締めとして使われる定型フレーズです。

「ご自愛」は現在健康的に問題のない時に使われ、体調が悪い時には使えません。

『お風邪など召しませぬよう、お体を大切にお過ごしください』

『お風邪など召しませぬよう、お体を大切にお過ごしください』

健康に注意いてくださいと伝えるシンプルな表現です。

「お風邪など召しませぬよう」の類語や言いかえ

「お風邪など召しませぬよう」の類語や言いかえ

「お風邪など召しませぬよう」の類語や言いかえは以下の通りです。

「お風邪などひかれませんよう」

「お風邪などひかれませんよう」

「召しませぬよう」は非常にかしこまった表現ですので、社内の上司や先輩などに対してはこちらの方が自然です。

「お健やかに過ごされますよう」

「お健やかに過ごされますよう」

「健やか」「身体が元気で丈夫な様子」という意味で、「元気で過ごしてください」という意味で使われます。

まとめ

まとめ

今回は「お風邪など召しませぬよう」について紹介しました。

「お風邪など召しませぬよう」は、「目上の人への季節の挨拶として、お身体を大切にしてくださいと伝える時の丁寧な表現」覚えておきましょう。

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