ここでは「該当商品」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「該当商品」とは?
「該当商品」とは?
「該当商品」は、何かにあたる商品という意味になります。
例えば、メーカーからリコールの案内を出す際に、それにあたる商品名、及び型番の一覧を挙げ、「以上の該当商品をお持ちの方は恐れ入りますが、以下の電話番号までご連絡をお願いいたします」などと用いるという具合で、このように、どういった商品がそれになるのかをこの前後で説明し、この「該当商品」と使って、それにあたるものを持っている場合には、などと続ける表現です。
よって、先のような使い方が多く見られます。
「該当商品」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「該当商品」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「該当商品」は、前述のように、まずどのようなものがそれにあたるかを述べて用います。
「該当」が「それにあたる」という意味になるためで、この表現では「商品」とひとまとめにしていますが、それがパソコンの場合には「該当機種」と用いたり、自動車であれば「該当車両」といった使い方ができます。
「商品」としているこの表現は、販売が行える対象であればどのようなそれであっても使うことができるので、形のある製品類だけでなく、サービスの類いを指して用いても問題ありません。
「該当商品」を使った例文
「該当商品」を使った例文
・『今回のバージョンアップの対象となる該当商品は以下の通りです』
・『以上の該当商品は、弊社直営店舗の店頭にて交換対応を行っております』
『該当商品」の類語や言い替え
『該当商品」の類語や言い替え
・『当該商品』
この「当該」としても意味としては一緒ですが、同様にそれにあたるものを挙げて、「当該商品への対応としまして〜」などと使う場合にはこちらの方が向いています。
「該当商品」は、このようなものがそれにあたる、それにあたるのは以下の一覧だといったような用い方に適しているので、文脈によって使い分けるといいでしょう。
まとめ
まとめ
「該当商品」は、何かの条件にあたる商品という意味で使われています。
「商品」とひとまとめにした表現のため、製品類やサービスの類いといった販売されるもの全てを対象に用いることができ、それについては、それへの対応としては、などという使い方には「当該商品」とした方が向いているため、そちらがよく使われています。