「身をもって知る」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「身をもって知る」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「身をもって知る」とは?

「身をもって知る」とは?

「身をもって知る」は、実際に体験したことで何かが分かるという意味になります。

例えば、「急カーブの怖さを身をもって知ることになった」と使った場合、実際にその急カーブを体験したことで、その怖さが分かったと言っています。

「それについては身をもって知るしかない」のような、それは実際に体験してみないと分からないという用い方もよくされており、誰かからそれについて聞いたり、自分で調べたくらいでは分からない内容について、前述のような使い方をされている表現です。

「身をもって知る」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「身をもって知る」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「身をもって知る」は、語尾を少し変えて、「身をもって知りたいと思います」などともよく使われています。

この場合、実際に体験してそれを知りたいと考えていると言っており、やはり、そうしないことには分からない思って使っています。

また、「身をもって知らされた」と用いられる場合も多く、こちらも体験したことでそれが分かった時に使う形です。

よく見掛ける誤用で、「実をもって知る」と用いられる場合がありますが、「身」「実」と間違えているだけで、そのような使い方をすることはないので注意してください。

「身をもって知る」を使った例文

「身をもって知る」を使った例文

・『それほど甘い世界ではないということをこれから身をもって知ることになるだろう』
・『身をもって知る内容だからこそ、次からは気をつけるようになるものだ』

「身をもって知る」の類語や言い替え

「身をもって知る」の類語や言い替え

・『身につまされる』
この「つまされる」とすると、人ごとではない内容だという意味で使われます。

例としては、その相手に不幸な出来事があり、それを悲しんでいる姿を見た時に、「彼の様子を見ていると、身につまされる思いだ」といったような使い方になります。

この時には、その出来事は決して人ごとではないと感じてこのように用いています。

まとめ

まとめ

「身をもって知る」は、実際の体験からそれが分かるという使い方になる表現です。

「それは身をもって知ることになる」のような用い方をすることが多く、何かの内容について、体験してみないことにはそれは分からないという解釈で使われています。

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