嫌なことがあったら、思わずため息が出るものです。
その度合いが大きければ「ため息が止まらない」状況にも陥ります。
マイナスな状況の表現ですが、その意味やどのように使うのかなどについて、詳しく見ていきましょう。
「ため息が止まら ない」とは?
「ため息が止まら ない」とは?
ネガティブな気持ちが強かったり継続しているために、ため息が連続的に出てしまうような状態を表しています。
「ため息」は、気苦労や失望などによって思わず出る、大きな吐息のことです。
「ため息が止まら ない」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「ため息が止まら ない」の使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事の人間関係が全く上手く行かない状況や、何度やっても成功できないことなどはあるでしょう。
そのように酷いネガティブな状況があったり継続している状況について、「ため息が止まらない」と言い表せます。
これにより今の自分の悲観的な状況を、伝えることも可能です。
用いる場合は、「問題が山積みで」など、どうしてため息が止まらないのかの理由を、併せて述べることができます。
ため息については「溜息」と堅い表現にもできますが、平仮名混じりのほうが柔らかな印象になるでしょう。
これは表現の1つであり、実際にため息が出るか出ないかは問わないことに気をつけてください。
またこの表現は相応しくないとするなら、別の言い方も考えると良いです。
「ため息が止まら ない」を使った例文や文章
「ため息が止まら ない」を使った例文や文章
・『仕事や人間関係の問題があまりに多くなったので、ため息が止まらない毎日です』
・『苦労の末に完成した模型が猫に壊され、もうため息が止まらないところです』
「ため息が止まら ない」の類語や言い替え
「ため息が止まら ない」の類語や言い替え
「ため息ばかり」は、気苦労などが多くて、ため息が増えている状況を表します。
「気苦労が絶えない」は、心労を感じる状況が、なかなか収まらないことです。
「心労が重なる」は、精神的な苦労が多いことを表しています。
「不安がつきまとう」は、気苦労がずっと身に付いてしまっていることです。
「精神的にしんどい」は、心労が多くて苦痛な状態について言い表します。
「神経をすり減らす」は、気を使う頻度が強いことです。
まとめ
まとめ
ため息が連続的に出るようなネガティブな状況について、「ため息が止まらない」と言い表すことができます。
今の良くない状況を表現するにも最適な表現です。
「心労が重なる」など、様々にある別の表現に言い替えてみても良いでしょう。