「も同然」とは?使い方や言い換えや用例など徹底解釈

ここでは「も同然」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「も同然」とは?

「も同然」とは?

「も同然」は、そうなったも同じという意味で使われます。

「これは勝ったも同然だ」のような使い方になり、この場合にはもう勝ったも同じこと、と言っており、この後よほどのことがない限り、勝つのは間違いないだろうという解釈になります。

逆に、「もう負けたも同然の状況だ」とすると、奇跡でも起こらないともう勝つのは無理だろうといった意味で使っています。

どちらもその結果に決まった訳ではありませんが、このままだとまずそうなるだろうと思われる色々な状況にて使う表現です。

「も同然」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「も同然」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この「も同然」は、先のような「勝ったも同然」「負けたも同然」といった使い方がよく見られますが、「できたも同然」「着いたも同然」のように用いることも多いです。

前者は、もう完成したも同じこと、後者はどこかに辿り着いたも同じだと言っていると考えてよく、それぞれ何かが完成寸前の状態だったり、そろそろ目的地が見えてくるといった状況で使われます。

そうなった訳ではないものの、それも同じだという意味になるので、この他にも様々な用い方があり、後からあの時にはそう思ったと使っても構いません。

「も同然」を使った例文

「も同然」を使った例文

・『購入のために2時間も並んだが、もう前が5人だけなので買えたも同然だ』
・『自己採点で大幅に合格点を上回っていたので、これは合格したも同然と言って構わないだろう』

「も同然」の類語や言い替え

「も同然」の類語や言い替え

・『同前』
同音になるこの「同前」は、それより前に挙げた内容と同じという意味になります。

よって、こちらにしてしまうと意味が変わってしまうので注意してください。

この表現としては、「○○は3万円(消費税込)、△△は4万円(同前)になります」といったような使い方をすることが多く、その前と同じくそちらも消費税込だと言っていることになります。

まとめ

まとめ

「も同然」は、まだその状態や状況ではないものの、それと同じことだという意味で用いられます。

このままだとほぼ間違いなくそうなると思うからこそ使うことができ、その時にそう感じていたのであれば、それから後に違う結果になった場合でも特に問題はありません。

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