ここでは「勝ったも同然」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「勝ったも同然」とは?
「勝ったも同然」とは?
「勝ったも同然」は、そのままの状況であればまず勝てるだろうといった時、またはそのようなシチュエーションに対して用いる表現になります。
例としては、野球で「8-0と大量リードのまま最終回に入ったので、もう○○が勝ったも同然だ」といったような使い方になり、まだ実際に勝利した訳ではないものの、まず大丈夫だろうと考えて用います。
実際にはその後に逆転されたといった場合でも、その時点で大丈夫だと思った時に使うことができるので、それについてはあまり気にする必要はありません。
「勝ったも同然」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「勝ったも同然」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「勝ったも同然」は、先のように、もう勝ったであろうといった状況で使う表現です。
スポーツなどの勝敗が明らかになる競技で使われることが多く、「あの選手が出場しないのであれば勝ったも同然だ」のような用い方をしても構いません。
ビジネスシーンでも使われることがあり、「とてもいいプレゼンテーションができたので、このコンペは勝ったも同然です」のように使う例が挙げられます。
この場合、それが採用されることを勝ったと言うことができるので、この表現がうまく使える例になります。
「勝ったも同然」を使った例文
「勝ったも同然」を使った例文
・『最終区間でこのタイム差があれば、もう我がチームが勝ったも同然だろう』
・『勝ったも同然だと思ったが、思わぬ落とし穴があって結局負けてしまった苦い経験がある』
「勝ったも同然」の類語や言い替え
「勝ったも同然」の類語や言い替え
・『勝利したに等しい』
同じ意味で堅くした使い方がこちらです。
「この勝負はもう勝利したに等しい」と、そのまま言い替えにすることができますが、この表現にすると全体的に堅さ出てしまうため、文章で用いられることが多く見られます。
よって、無理にこちらを使うことはありませんが、遭えてそう表現したい時には向いています。
まとめ
まとめ
「勝ったも同然」は、そのままであれば勝てるといった意味で用いられます。
あくまでもう大丈夫だろうと考えて用いる表現のため、その後に負けてしまった場合でも特に問題はなく、あの時にそう思った(それからそのまま勝てた、もしくは負けた)と使うこともできます。