正しい意味が分からない、表現もあるものです。
「幸せを紡ぐ」の適切な使い方と類語を見ていきましょう。
「幸せを紡ぐ」とは?
「幸せを紡ぐ」とは?
この場合の「幸せ」とは、ハッピーのこと。
この地球に生まれて良かった、いまの人生を生きていて良かったと、自然と思えるものです。
ちなみに幸せの形は人それぞれ。
これが正解というものもありません。
また「紡ぐ」は繊維をより合わせて、切れにくい糸をつくる行程をいいます。
洋服や織物でつかう「糸」をつくる現場から生まれた表現なので「生まれる、作り出す」というニュアンスがあります。
そのため「幸せを紡ぐ」でハッピーの糸を仕立てていくこと、幸せな日々を作り出していくことを指します。
「幸せを紡ぐ」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「幸せを紡ぐ」の使い方や使われ方、使うときの注意点
見ているこちらも温かい気持ちになれるのが「幸せを紡ぐ」です。
ブライダルシーンで使われている表現で、夫婦で協力しながら幸せな生活を作っていくことを例えています。
また希望ある日々にしていけるよう、願いをこめて記念碑やモニュメントを作る時も使われています。
一方で「幸せを紡ぐ」は不幸を感じさせる場では、使われないフレーズです。
ハッピーな場に限定して、使っていきましょう。
「幸せを紡ぐ」を使った例文や文章
「幸せを紡ぐ」を使った例文や文章
・『2人で力をあわせて、幸せを紡いでいきます』
・『幸せを紡げるように、祈りをこめて記念碑が建てられました』
「幸せを紡ぐ」の類語や言い替え
「幸せを紡ぐ」の類語や言い替え
似ている言い方に「幸せを運ぶ」や「幸運をもたらす」があります。
「運ぶ」も「もたらす」も。
幸せの象徴をあらわす用語です。
「幸せを呼ぶクッキー」や「幸運をもたらすブレスレット」のように、商品のキャッチコピーにも使われています。
言い替えに「かけがえのない幸せな時間を作っていきたい」や「笑顔あふれる毎日にしていきたい」があります。
まとめ
まとめ
「幸せを紡ぐ」を解説しました。
聞いていて幸せになれる表現をひとつずつ覚えて、語彙力の向上に役立てていきましょう。