「第六感」とは意味や概要、類語や例文などを解説

「第六感」の解説

「第六感」の解説

「第六感」は、五感以外にあるとされる感覚のことで、物事の本質などを直観的に感じ取る心の働きといった意味があります。

五感とは、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚のことで、これは人が感じることができる感覚です。

「第六感」「五感」とは違い、感じることができる人とできない人とに分かれます。

感じることができない人にとっては「第六感」そのものが存在しないわけです。

一方で感じることができる人にとっては「第六感」「五感」以外の感覚で上手く言葉に説明できないものとも言えるでしょう。

心に浮かぶ、閃く、感じる、響く、など人によって「第六感」の言い方は違いますが、簡単に言えば「勘が鋭い」「インスピレーションがわく」といったことがある、もしくは多いという人は「第六感がある」ということになります。

「第六感」の使われ方

「第六感」の使われ方

「第六感」とは、転機、運命などスピリチュアル的な意味合いで使うことと、日常生活の閃き、勘といった意味で使う場合と大まかに分けて二通りあります。

例えば「この人と結婚すべきだ」「この人と絶対縁を切るべきだ」といった心の声のようなものに従う、もしくは逆らうことで後々の自分の運命が大きく変わることがあります。

このような時「第六感と信じ、行動して良かった」「あれは、自分の第六感だったのに気のせいだと思ってしまって大失敗した」という風に使います。

日常生活においては怪しい、危ないなど、何かしらの勘が鋭いことを「第六感が働いた」「第六感で危険を回避できた」などと、言い表します。

「第六感」の例文

「第六感」の例文

「誰にでも第六感はあるのだけど、気がついていない人も多いのだ」

「怪しいと思うのは第六感なのだが、気のせいと思い込み、後で騙されたと悔やむ人は多い」

「第六感なんてないと言う人もいるけど、大抵鈍感で無神経な人だ」

「私は第六感でこの会社に一生ついていこうと決めた。今のところその判断は正しかったと言える」

「第六感」の類語・関連語

「第六感」の類語・関連語

「第六感」と似た意味を持つ言葉と意味を紹介します。

「勘が鋭い」

「勘が鋭い」

「第六感」を別の言葉で簡単に言い換えるならば「勘が鋭い」となります。

日頃の生活で「勘」がよく当たり「何となく勘でそう思った」と言う人は「第六感がある」と言えるでしょう。

「ハイヤーセルフ」

「ハイヤーセルフ」

「ハイヤーセルフ」はスピリチュアル用語としてよく知られていますが、意味は自分の魂そのもの、高次元の自分の声といったものになります。

「直感」として何となく思ったり、感じたりすることを「ハイヤーセルフの声」「ハイヤーセルフからのメッセージ」という言い方で表します。

「直感」

「直感」

「直感」は、推理、考察などをせず、感覚的に物事の本質や真相を感じ取ることという意味になります。

「初対面の時、この男はヤバいと直感でわかった」「直感で答えているだけで、事実かどうかは知らない」などと、使います。

「予知力」

「予知力」

「予知力」は、物事が起こる前にそれを知ること、予測不能なことを未来に起こることとして知る能力のことを言います。

「第六感」の対義語

「第六感」の対義語

「第六感」の直接的な対義語はありませんが、反対の意味合いを持つ言葉と意味を紹介します。

「鈍感」

「鈍感」

「鈍感」は、感じ方が鈍いこと、つまり気が利かないという意味になります。

「鈍感な人は、言われるまで気がつかない」「私は鈍感だから、嫌味だとはわからなかった」などと、使います。

「無神経」

「無神経」

「無神経」は、他に対する思いやり、気配りがないという意味になります。

「第六感」がある人は物事を察することが得意ですので、逆の性格とも言えるでしょう。

「鈍い」

「鈍い」

「鈍い」は、感覚、判断力が鋭くないという意味で使います。

「勘が鈍い」「鈍いので気がついていない」などと言い表します。

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