「練習の甲斐あって」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

この記事では「練習の甲斐あって」について解説をします。

「練習の甲斐あって」とは?意味

その事柄を何度も繰り返し行った成果が出て、という意味です。

「練習」には、技術や学問を向上させるために繰り返し習うことという意味があります。

演劇や舞台関係の事柄については「稽古」が使われることが多いです。

「甲斐」は努力をした結果という意味です。

「練習の甲斐あって」の使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、練習をしたことで望ましい結果を得られたことを指して用います。

「あって」の後には、どういった結果になったのかを表す言葉が続きます。

悪い結果になったときには、このような表現はしません。

ピアノの発表会のことで説明をします。

自分はピアノ教室に通っていて、今度発表会があります。

うまく弾けるだろうか、間違えてしまったらどうしようと、心配があるし緊張もします。

うまく演奏をするためには練習が必要です。

そこで、発表会までの間に繰り返し繰り返し、演奏する曲を弾きました。

練習をしたからなのか、発表会では満足できる演奏をすることができました。

このことを「練習の甲斐あって、うまく演奏できた」といいます。

望ましくない結果となったときは、「練習をしたのに〜」といった表現をします。

練習をしてもうまくいかないことはあります。

うまくいかなかったならばまた練習をして、技術や学問の向上を目指せばよいのです。

「練習の甲斐あって」を使った例文や文章

・『練習の甲斐あって、結果を出すことができました』

「練習の甲斐あって」の返答や返信

望ましい結果となっているならば、喜びを伝えるとよいでしょう。

結果を出した人も喜んでいるはずで、一緒に喜ぶ人がいると、さらに喜びが大きくなります。

せっかく喜んでいるので、その気持ちを損なうような発言は避けましょう。

「たまたまだよ」「今回は運がよかっただけ」といった発言は、相手の努力を認めていないことになります。

まとめ

この言葉は、練習をしたことで望ましい結果を得られたときに用いるものです。

望ましくない結果になったときは、このように言わない点に気をつけてください。