ここでは「置いておきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「置いておきます」とは?
「置いておきます」とは?
「置いておきます」は、何かをどこかに物理的に置いておくという意味と、その話は一旦中断するといった2つの使い方のある表現です。
前者としては、「これは要らないので隅にでも置いておきます」といったように用いた場合で、そこにあっても仕方がないので隅に移動すると言っています。
後者で使う場合には、「その○○についてはここでひとまず置いておきます。
ところで、△△の方はどうなっていますか」のような用い方になります。
その○○についての話は一旦そこで中断し、異なる話を続ける時によくこの手の使い方をされています。
「置いておきます」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「置いておきます」の使い方や使われ方、使うときの注意点
この「置いておきます」は、先のような2つの意味で使われています。
どちらも何かを置いておくという解釈になりますが、形があるものと話の内容という全く別のものを対象としているため、そのどちらで用いているかの区別は簡単です。
話の方で使う場合には「置いておき」という形にすることも多く、「その話はひとまず置いておき、○○についてはどうしたものでしょうか」のようによく用いられます。
この形は、何かをどこかに置くという方の意味でも「それはそこに置いておき、別のものを使ってください」などと使われています。
「置いておきます」を使った例文
「置いておきます」を使った例文
・『必要になるものはまとめてそこに置いておきます』
・『正解についてはひとまず置いておきますが、考え方が合っている人は多数居ました』
「置いておきます」の類語や言い替え
「置いておきます」の類語や言い替え
・『さておき』
それまでの話から違う話に移るという使い方には、こちらもよく使われます。
「それについてはさておき、○○の方はどうなっているかをお聞きしたいのですが〜」といったような用い方になり、多人数を相手にする場合や目上の人が相手になる時には丁寧にした形の「さておきまして」ともよく使われています。
まとめ
まとめ
「置いておきます」は、何かの物をどこかに置いておくという使い方と、そこまでの話を一度中断するといった意味で用いられています。
どちらの場合も「置いておき」とも使うことができ、特に後者ではそのように用いる方がよく見られます。