気ままに楽しく過ごすことを表す時には、「羽を伸ばして楽しむ」とのフレーズも良く使われます。
リラックスや旅行にも通じる表現ですが、使い方で間違いやすいところもあるようです。
羽を伸ばして楽しむの用法や注意点などを見ていきましょう。
「羽を伸ばして楽しむ」とは?
「羽を伸ばして楽しむ」とは?
何者にも束縛されることなく、自由気ままにのびのびと振る舞って、愉快で満足な気持ちを得ることを表します。
「羽を伸ばして楽しむ」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「羽を伸ばして楽しむ」の使い方や使われ方、使うときの注意点
非常に忙しい状況があると、たまには自由に楽しく過ごしたいと思うものです。
そんな気持ちについて「羽を伸ばして楽しむ」と言うことができます。
これは元々は鳥が飛び立つ時、つばさを広げることに由来する慣用句です。
今の羽を伸ばしている状況を説明したり、誰かに無理は止めて気楽に過ごすよう促すなどの用法もできます。
休息を取ることや、観光や遊びについて言い表すこともできるでしょう。
使う場合は「たまには旅行に行って」など、どんなふうに羽を伸ばして楽しむかの方法を併せて述べることもできます。
「羽」は鳥のつばさの意味がありますが、「羽根」と表記してしまうと羽の一部の意味になり、誤表記となることには気をつけてください。
「羽を伸ばして楽しむ」を使った例文や文章
「羽を伸ばして楽しむ」を使った例文や文章
・『週末になったら必ず羽を伸ばして楽しむのが習慣です』
・『たまには仕事を休んで、羽を伸ばして楽しむのはどうですか』
「羽を伸ばして楽しむ」の類語や言い替え
「羽を伸ばして楽しむ」の類語や言い替え
「自由を謳歌する」は、人からの束縛を受けずに気ままに過ごすことを、大いに楽しむとの意味になります。
「自由を満喫する」は、束縛されず気ままに、飲み食いをしたり欲望を満たすことの表現です。
「気ままにエンジョイする」は、自由に楽しむことをカジュアルに言い表しています。
「のんびり過ごす」は、緊張をほぐして楽に一定時間を生きることです。
「リラックスして過ごす」は、ゆっくりくつろいで、一定時間を生きることを表します。
「肩肘張らずに楽しむ」は、気持ちを高ぶらせずにリラックスして、愉快で満足な気持ちを得ることです。
まとめ
まとめ
自由に振る舞い愉快で満足な状況を得ることを表すのが、「羽を伸ばして楽しむ」との表現です。
これにより観光や休息の状況を言い表したり、自由気ままに過ごして欲しいと人にアドバイスを送ることもできるでしょう。
「自由を謳歌する」などの、似た意味の別の表現も考えてみると良いです。