「実力を発揮する」とは？使い方や言い換えや用例など徹底解釈

能力を出していくことを言い表す時には、「実力を発揮する」と表現することがあります。

しかし相手に使う時には、気をつけたい表現でもあるようです。

実力を発揮するの、用法などを確かめてみましょう。

「実力を発揮する」とは?

自分や他者が持ち合わせている能力や特性などを、十分に出して働かせることについてを言い表しています。

「実力を発揮する」の使い方や使われ方、使うときの注意点

幼少から習得してきた武術の腕前を披露する機会が訪れたり、絵を描く能力を会社で役立てる場面があったりします。

そのように自分や他人が持っている能力などを十分に出していく場面で、「実力を発揮する」を使うことができるでしょう。

これにより実力を発揮する場面を説明したり、発揮するよう人に促していくことも可能です。

用いるならば誰の何の実力かを、示すことでわかりやすい表現になります。

ただし目上に対して実力を発揮するように伝えると、身勝手なお願いと受け取られかねないので気をつけてください。

また相手が不可能なことに実力を発揮して欲しいと言うのは理不尽なことなので、実力の下調べをして使う必要になるでしょう。

「実力を発揮する」を使った例文や文章

・『いよいよ私の隠された実力を発揮する時がやって来ました』
・『あなたが実力を発揮することができないのは、気持ちの問題かも知れません』

「実力を発揮する」の類語や言い替え

「実力を発揮される」は、するの尊敬語である「される」を用いて、相手が実力を発揮することに敬意を込めた表現です。

「本領を発揮する」は、元々備えている優れた特質を、十分に出して働かせることを表します。

「真価を発揮する」は、真の価値や能力を十分に出すことを言い表した形です。

「力を出す」は、持っている能力を有効に使うことを表します。

「実力を出し切る」は、実際の能力をすべて使うことです。

「腕を振るう」は、持っている能力を十分に発揮することを表します。

「腕前を披露する」は、持っている能力を人に見せることです。

「能力を見せつける」としても、持つ力を人に披露する意味になるでしょう。

まとめ

持っている何らかの能力を十分出すことを伝えるにあたり、「実力を発揮する」を使うことができるでしょう。

誰の何の実力なのかを伝える事が大切ですが、相手に実力を発揮するよう促す場合には注意が必要なのでした。

「腕を振るう」など似た表現は多々あることも、覚えて置くと良いでしょう。