学生気分の抜けない言葉を、大人っぽく変換したいことがあります。
「行った」の敬語表現と使い方について、チェックしていきましょう。
「行った」の敬語での表現
「行った」の敬語での表現
「行った」を敬語に直すと「行かれました」や「向かわれました」そして「ご出発されました」となります。
いずれも「行った」に比べると、フォーマル感のある文に整っています。
ある場所に向かうため、すでに現地を出たことを物語っています。
またこちらに「来た」というニュアンスで伝えたい時は「いらっしゃいました」や「おいでになりました」を引用します。
まとめると自社を拠点にして他の所に「行った」場合は「行かれました」や「ご出発されました」。
自社を拠点にしてこちらに「来た」場合は「いらっしゃいました」や「おいでになりました」となります。
区別しておきましょう。
「行った」を敬語で言い換えた場合の使用例
「行った」を敬語で言い換えた場合の使用例
例えば「向かわれました」を文章に直すと「会議があるそうで、11時くらいにこちらを出て駅に向かわれました」と使います。
お客様が次の予定があるため、会社を出てプラットフォームに行った情景が浮かんできます。
このほか「ご出発されました」を文に直すと「午前の飛行機で、出発されました」となります。
こちらも目上の方が、ある目的地に向かって旅立ったことを表現しています。
「行った」を敬語で言い換えた場合の使い方
「行った」を敬語で言い換えた場合の使い方
「行かれました」や「ご出発されました」は目上の方が、徒歩やタクシーなどで移動したことをあらわしています。
一方で自分が「行った」場合に「行かれました」や「ご出発されました」を使うのは、間違った使い方です。
自分自身の場合は「伺いました」と「参りました」の謙譲語を用いていきましょう。
どちらもへりくだって、自分の行動を伝える訳があります。
「午前中は他の契約があったので、午後13時ごろ伺いました」と使います。
まとめ
まとめ
「行った」のビジネスパーソンらしい表現を学びました。
大人びた敬語をマスターして、できる社会人を目指していきましょう。