どのように使用すべきか迷う日本語があります。
「くれました」のさらに丁寧なビジネス敬語について学習していきましょう。
言葉のすそ野を広げてください。
「くれました」の敬語での表現
「くれました」の敬語での表現
「本を購入してくれました」や「おごってくれました」そして「道を教えてくれました」。
日常会話で耳にするフレーズですが、社会人としては言葉足らずに聞こえることも。
「くれました」の丁寧な表現は「くださいました」や「くださりました」そして「いただきました」が使われます。
「くださいました」は「くださる」の尊敬語が含まれています。
また「いただきました」は「受け取る」という意味の「いただく」という謙譲語が入っています。
それぞれ行動する本人を高める、あるいは受け手のこちらを下げる言い回しです。
「くれました」を敬語で言い換えた場合の使用例
「くれました」を敬語で言い換えた場合の使用例
例えばこちらの話に耳を傾けてくれたことに、お礼を述べたい時は「先日は丁寧に話を聞いてくださり、誠にありがとうございました」と引用できます。
また雨天時に来てくれた方にお礼を伝えたい時は「お足元の悪いなかお越しいただき、ありがとうございました」とお伝えできます。
また贈り物のお礼をしたい時は「とても珍しいお土産をいただきまして、感激の気持ちでいっぱいです」とお伝えします。
応募のお礼を伝えたい時は「この度は弊社のキャンペーンにご応募いただき、誠にありがとうございます」と引用できます。
「くれました」を敬語で言い換えた場合の使い方
「くれました」を敬語で言い換えた場合の使い方
「〜してもらう」という意味合いの「くださる」や「いただく」は知っておきたいビジネス言葉になります。
通常のビジネスのやり取りでは「くださる」より「いただく」の方がなじんでいて、使いやすくなっています。
「いただく」を変形させた「いただきまして」も良く使うので心得ておきましょう。
まとめ
まとめ
「くれました」のビジネス敬語について、おさらいしました。
良く知っている表現の大人っぽいフレーズも学んでおき、言葉の可能性を広げていきましょう。