見る、聞くにまつわるビジネス敬語を知りたいことがあります。
「視聴する」のビジネスパーソンらしい言い方と、類似表現を学んでいきましょう。
「視聴する」の敬語での表現
「視聴する」の敬語での表現
番組やネット配信の動画を見ることを「視聴する」と呼んでいます。
「視聴する」の大人っぽい言い方は「視聴させていただきました」や「見せていただきました」や「拝見しました」や「拝聴しました」に言い換えることができます。
いずれも自分が見た場合に、へりくだって見たこと、聞いたことについて述べる言い回しになっています。
また相手が視聴した場合は「ご覧になる」を用いて「ご覧になりましたか」のように用いていきます。
「視聴する」を敬語で言い換えた場合の使用例
「視聴する」を敬語で言い換えた場合の使用例
例えば取引先の企業の、人気アニメ番組を「見ました」とお伝えしたい時は「話題の作品を、先日拝見しました。
うちの子も夢中になって、画面に食いついていました」と引用します。
また動画配信予定の広告音声を聞いた時は「お送りいただいた音源を、先ほど拝聴しました。
想像以上の出来栄えで、感嘆いたしました」と用いていきます。
「拝見」は見ること、「拝聴」は聴くことの謙譲語としての役割があるので、覚えておきましょう。
「視聴する」を敬語で言い換えた場合の使い方
「視聴する」を敬語で言い換えた場合の使い方
色々な場面に応用できる「視聴する」にまつわるビジネス敬語。
「拝見」や「拝聴」は「拝見させていただきました」や「拝聴させていただきました」とすると、謙譲語のダブル使いとなり二重敬語にあたります。
正確な表現を取り入れたい時は「拝見しました」や「拝聴しました」を用いていきましょう。
同様に「見させていただきました」も誤りの表現です。
正しくは「見せていただきました」になるので、心得ておきましょう。
まとめ
まとめ
「視聴する」のビジネス敬語について解説しました。
身の回りの言葉を適切に変換していけると、敬語力が引き上がっていきます。
できる社会人を目指していきましょう。