この記事では、「必死のパッチ」【ひっしのぱっち】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「必死のパッチ」とは?意味
「必死のパッチ」とは?意味
かなり必死になって物事に取り組んでいる様を表すのが「必死のパッチ」【ひっしのぱっち】です。
必死になって力を注ぎ込み、取り掛かる様を表すわけです。
関西地方ではかなり必死にやる様子を表せる言葉であり、電子掲示板を通して関東地方に住む若者にも浸透していき、現在でも使われているスラング用語となっています。
自分がかなり努力して物事をうまくやる努力を怠らないし、頑張っている気持ちを伝えるわけです。
とにかく必死に頑張って前向きに行動していると伝えたいと思うときに使われるスラング用語であり、ゲームで勝つため必死で頑張っているとか、勉強して学ぶ努力を欠かさないなどいろいろな状況を表現するときに使われています。
「必死のパッチ」の概要
「必死のパッチ」の概要
かなり自分が必死な状態であると簡単に伝えられるのが「必死のバッチ」であり、死に物狂いな様子で物事に取りかかる状態を分かりやすく書き込みするときに使うわけです。
言葉の由来としては、バッチという股引を穿いている暇もないほど忙しく動き回り、家に履き物を忘れてしまうほど時間に追い詰められて困っている様子を伝えています。
下着と同じ状態で人前に現れてしまうほど追い詰められた様は人に必死で大変な気持ちを伝えられるわけです。
言葉が誕生したのは2008年であり、元ネタは阪神タイガースの矢野監督がインタビューで「必死のパッチ」を使ったことがファンにウケて広まったのでした。
「必死のパッチ」の言葉の使い方や使われ方
「必死のパッチ」の言葉の使い方や使われ方
関西を代表する阪神タイガースが見事な勝利に輝いたとき、大々的に新聞へ「必死のパッチでつかんだ勝利」といかに選手が一丸となって頑張ったか表すわけです。
使い方としては、「必死のパッチで念願の勝利を掴み取る」と使ってみたり、「必死のパッチがチームを勝利に導いた」といかに自分が持つ力を振り絞ったことで勝てたか表現したいときに使うわけです。
この言葉がよく使われているのがスポーツ新聞であり、選手が必死にいい得点を稼ごうとするあまり我を忘れる様を表すとき「必死のパッチプレイ」と言ってみたり、監督が熱くなるときは「必死のパッチトーク」と書かれます。
「必死のパッチ」を使った例文(使用例)
「必死のパッチ」を使った例文(使用例)
・『ファンに認めてもらえるよう必死のパッチで頑張る俺はチームでも一番の人気者となる』
・『受験のため俺は深夜も必死のパッチで勉強したため一発で大学に受かった』
・『彼女に連絡をとらないでいると振られそうになったので、必死のパッチでご機嫌とりした』
自分の実力を知ってもらうため必死で練習したかいがあり、チームの中でもかなり人気の選手になる人もいます。
受験勉強を寝ずに頑張ることで大学に一発で受かる人もいますし、付き合っている人に振られないよう頑張ってご機嫌をとることで、いい関係に戻れることもあります。
まとめ
まとめ
かなり必死に物事に取り掛かり、頑張る様を簡単な言葉で表せるのが「必死のパッチ」です。
学校や職場、私生活でも使える言葉ですので、さりげなく使って自分がどれだけ力を出し切って努力したのか電子掲示板やSNSで気軽に伝えてみるといいでしょう。