この記事では、スラング用語の「オールする」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「オールする」とは?
「オールする」とは?
若者は、会社が休みになる前日の夜から友達と思い切り遊び、一緒にいる時間を楽しむことを「オールする」と言って羽目を外す。
体力があるので、寝ないでも遊べる若者は週末にもなると車で街まで出かけて食事したり、潮風を感じながらドライブを満喫するわけです。
主に1日だけ寝ないで遊ぶことを指す言葉ですが、まだ遊び足りない人は、2日は寝ないでオールしてたっぷり友達と遊び歩き、心を満たします。
ファミリーレストランで食事して会話したり、スマートフォンをいじりながら遊ぶことを「ファミレスオール」と言い表します。
「オールする」の概要
「オールする」の概要
言葉の語源は、“all night”(オールナイト)の「オール」に「する」を掛け合わせたもので、寝ないで遊ぶことを表します。
遊ぶ場所は飲食店や娯楽施設など自分たちが遊びたいと思う場所を選んで楽しみますが、玄関前や車の中など屋外も対象となり、椅子に座って会話したり、車内で音楽を聴きながら「オールする」こともあります。
親や兄弟など血がつながった家族と朝まで寝ないで遊ぶことを指しますが、一般的な意味としては仲良しの友達と一緒に心ゆくまで過ごすことを指す言葉です。
主に、夜間帯に遊び、楽しい時間を作り出す行為を表すときに使う言葉であり、心行くまで遊ぶという意味があります。
「オールする」の使い方や使われ方
「オールする」の使い方や使われ方
これから朝まで寝ないで遊ぼうと友達を誘うとき「オールしよう」と伝えて、どこに行き、どのように遊ぶかを相談するわけです。
次の日が休みであるときは「オールする?」と聞いたり、どうも眠れずに目が冴えてしまうときは友達に「久々にオールするか」と誘うこともあります。
反対に、トイレの水が止まらないとか、スマートフォンが壊れてしまったので「オールするのはやめておく」と緊急事態のため徹夜するのはやめておくことを伝えるときにも使われている言葉です。
ほとんどの場合、人の迷惑にならないことを選んで友達や兄弟と遊び、歌って過ごすことを「カラオケオール」と言い、ゲームして遊ぶことを「ゲームオール」と言い表し、外が明るくなるまで楽しみます。
「オールする」を使った例文(使用例)
「オールする」を使った例文(使用例)
・『音楽聴きながらピザ食べてオールするのが週末の楽しみとなっている』
週末は寝ないで音楽を聴きながら大好物を食べて、朝まで自由気ままに遊ぶのがちょっとした楽しみになっている人もいます。
・『仲の良い友達と車で湾岸線を走り、オールする』
車で朝まで寝ずにドライブしたり、レストランで食事して会話を楽しむのが面白いと感じる人もいます。
・『オールするのは楽しいが、酒が入ると二日酔いになるから困ってしまう』
お酒を飲んで何時間も遊ぶのは楽しいものですが、二日酔いして頭が痛くなってしまうこともあり、「オールする」ときは次の日が休みのときを狙うわけです。
まとめ
まとめ
朝まで遊び歩き、仲の良い人とじっくり過ごすことを「オールする」と言います。
週明けは会社でしっかり働くために休みの日はたっぷりと羽目を外して遊べば、仕事も前向きな気持ちでできるようになりますので、自分なりの遊び方を選んでみるのもいいでしょう。