「さて」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

「さて」の敬語表現・使い方・使用例について解説していきます。

さらに「さて」の英語表現についても紹介しています。

「さて」の敬語での表現や使い方

「さて」の敬語での表現や使い方

「さて」というのは、「今話している話題とは違う話題に切り替える場合に使われる接続詞」です。

話題転換のための接続詞としての「さて」は順接としても逆接としても使用することができますが、「さて」には直接の敬語表現はありません。

しかし、「さて」の代わりにより丁寧な話題転換のための言葉があるので、それらを使うことで敬語的なニュアンスを出すことができます。

「さて」と置き換えることが可能な敬語的表現として、「早速ですが」「本題につきまして」「お話(話題)は変わりますが」「つきまして」などを挙げることができます。

使い方は「本題につきましてご意見をお聞かせ下さい」「早速ですが、先日お話した共同事業の具体的な説明をさせていただきます」のように、ある話題から別の話題に切り替える時に使う使い方になります。

「さて」を敬語で言い換えた場合の使用例

「さて」を敬語で言い換えた場合の使用例

「さて」には直接的な敬語表現は存在しませんが、他の丁寧語ややわらかいニュアンスの言葉で言い換えることで敬意を表すことはできます。

例えば、「早速ですが」という丁寧語の言い回しを使った使用例として、「早速ですが、昨年からの懸案事項についてご報告したいことがございます」のような文章で使うことができます。

今の話題とは異なる話題に変えたい場合には、「さて」というと上から目線の話題の変更のように受け取られて印象が悪くなりがちです。

その場合にも「さて」の代わりに「お話は変わりますが」の丁寧語を用いることで敬意が伝わりやすくなります。

使用例として、「お話は変わりますが、商品の納期には変更などございませんでしょうか」といった言い回しを挙げることができます。

「さて」の英語での言い換え

「さて」の英語での言い換え

「さて」という言葉を英語で言い換える場合に、一般的に使用されるのは“by the way”です。

“By the way, what happened to the contract the other day?”(さて、先日の契約内容はどうなりましたか?)などの英文で使うことができます。

“by the way”以外にも“and now”を使うことで、「さて」という話題転換の意味合いを表現することができます。

“And now let’s discuss the topic”(さて、本題について話し合いましょう)といった英文などで使われる表現になっています。

まとめ

まとめ

この記事では「さて」の敬語表現やその使い方・使用例について分かりやすく説明しました。

「さて」には直接的な敬語表現はないのですが、「早速ですが・話題は変わりますが」などの丁寧語への言い換えで敬語のニュアンスは出せます。

「さて」の敬語の使い方・使用例・英語について調べたい人は参考にしてみてください。

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