どのような表現に変換したらいいのか、戸惑ってしまうこともあるものです。
「ぜひとも」のさらに丁寧なフレーズ、そして尊敬語と謙譲語について調べていきましょう。
「ぜひとも」の敬語での表現
「ぜひとも」の敬語での表現
前向きに相手の招待や提案を受けたい時の言い方が「ぜひとも」にあたります。
学生時代には使わない、やや大人びた言い方になります。
ビジネスシーンでは「ぜひとも」も用いられていますが、場面によっては他の表現に直したいことも。
「ぜひとも」のその他の言い方は「是非とも、よろしくお願いいたします」や「是非とも、よろしくお願い申し上げます」になります。
いずれも漢字の「是非とも」が使われているので「ぜひとも」に比べると落ちついた表現に整っています。
高級感が出るのでビジネスメール等で、積極的に使っていきましょう。
「ぜひとも」を敬語で言い換えた場合の使用例
「ぜひとも」を敬語で言い換えた場合の使用例
例えば親しいお付き合いをしているグループ企業の方から、ランチミーティングのお誘いを受けたとします。
このような時は「ご招待ありがとうございます」とお礼を述べてから「是非とも、よろしくお願いいたします。
楽しみにしております」とお答えします。
「楽しみ」などのこちらの明るい気持ちを含めていくと、社交辞令の枠を出た前向きな言い方に聞こえるでしょう。
参加できるかできないか、返事を明確にした上で、お礼や感謝の言葉を添えるとバランスのいい文になります。
「ぜひとも」の尊敬語
「ぜひとも」の尊敬語
こちらが招待する側で、目上の方から「ぜひとも」にまつわる明るいお返事をいただくことがあります。
そういった意向を他の方にお伝えする時は「〇〇様がいらっしゃるそうです」や「おいでになるそうです」とお伝えします。
「ぜひとも」の謙遜語
「ぜひとも」の謙遜語
へりくだった態度で「ぜひとも」とお伝えしたい時は「謹んでお受けいたします」とお伝えします。
謹んではかしこまった、あいさつ文に適している表現です。
まとめ
まとめ
「ぜひとも」について解説しました。
色々な言い回しを心の引き出しにしまっておくと、ゆとりのある話し方ができます。
大人のビジネス術に活かしていきましょう。