慌ただしいことを、社会人らしく言いたいことがあります。
「バタバタする」の大人びた表現と尊敬語、謙譲語を調べていきましょう。
言葉のすそ野を広げてください。
「バタバタする」の敬語での表現
「バタバタする」の敬語での表現
ジタバタを連想するのが、バタバタするです。
何かに追われていて、暇ではないことを示しています。
SNSの投稿では使いやすくても、ビジネスの場では使いにくい表現です。
「バタバタする」を大人びた言い方に整えると「立て込む」になります。
「少々立て込んでいて」あるいは「年度末なので立て込んでおりまして」と用います。
「バタバタしていて」とお伝えする時よりも丁寧に聞こえるでしょう。
「バタバタする」を敬語で言い換えた場合の使用例
「バタバタする」を敬語で言い換えた場合の使用例
「バタバタする」を言い換えると「立て込んでおりまして」になります。
例えばビジネスメールの返信が遅くなった場合は「何かと立て込んでいたためご返信が遅くなりました。
誠に申し訳ございません」とお詫びします。
このほか忙しいため連絡が遅れそうな場合も「少々立て込んでいるため、お返事まで1週間ほどいただけますと幸いです」とお伝えできます。
上手に使うと自分の予定をうまくお伝えできる言葉。
覚えておきましょう。
「バタバタする」の尊敬語
「バタバタする」の尊敬語
先方がお忙しくて、こちらが気を使わなくてはいけない場面もあるものです。
その際は「お忙しいところ、恐れ入ります」や「お忙しいところ恐縮です」とお伝えします。
このほか「ご多忙の中」という言い回しもあります。
忙しいなか返信してくれた方にお礼を添える言い方です。
「ご多忙の中、恐れ入ります」とお伝えできます。
「バタバタする」の謙遜語
「バタバタする」の謙遜語
こちらがへりくだって、お伝えしなければいけない場合があります。
例えばこちらが忙しくて、連絡が遅くなってしまった場合は「ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」と謝ります。
言い訳めいた言葉より、謝罪文を優先させていきましょう。
まとめ
まとめ
「バタバタする」のビジネス風の表現を見てきました。
色々な言い方を知っていると、言葉の引き出しがいっぱい増えます。
大人の教養に役立ててください。