「出てくる」の敬語表現とは？使い方や使用例など徹底解釈

「出てくる」を敬語で表現する場合、どのようになるでしょうか。

使い方や敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。

「出てくる」の敬語での表現

敬語には相手への敬意を表現する「尊敬語」と自分をへりくだって表現する「謙譲語」、言葉遣いを丁寧にして敬意を示す「丁寧語」があります。

「出てくる」を「尊敬語」で言い換えた場合、「お出でになる」や「お出でになられる」「出られる」「出ていらっしゃる」などになります。

「謙譲語」で表現すると「出て参ります」、丁寧語で表現すると「出てきます」などになります。

「出てくる」を敬語で言い換えた場合の使用例

・『先生も今回のパーティにお出でになるそうです』
・『明日は出ていらっしゃいますか』
・『少し外に出てまいります』

「出てくる」の尊敬語

尊敬語は相手の行動や立場に敬意を払う表現です。

「出てくる」は動詞のため「お〜になる(される)」といった形を使用し、「お出でになる」「お出でになられる」のようになります。

丁寧語の「ます」と組み合わせて「お出でになります」「お出でになられます」のように使用されることもあります。

また「出る」は「お見え」「お越し」とも言い換え出来ますので、「お見えになられる」「お越しになる」「出ていらっしゃる」といった表現も可能です。

「出てくる」の謙譲語

自分が出てくることをへりくだって言う場合には、「行く」の謙譲語である「参る」もしく「する」の謙譲語「いたします」を使用し、「出て参ります」または「外出いたします」「外出させていただきます」のように表現します。

そのほか相手の方へ向かうという行動を表すならば「伺います」「お伺いします」「向かわせていただきます」「訪問させていただきます」といった表現も使用できます。

まとめ

「出てくる」の敬語表現はビジネスでもプライベートでも頻繁に使用されます。

相手やシーンにあった適切な表現で円滑なコミュニケーションを築きましょう。