何気なく使っている日本語を、社会人らしい表記に整えたいことがあります。
「加わる」の丁寧なフレーズと落ちついた言い方をチェックしていきましょう。
「加わる」の敬語での表現
「加わる」の敬語での表現
オフィスシーンで「加わる」というと、メンバーに入れること、数を増やすことをいいます。
すでにあるチームやシリーズに加入することをあらわします。
敬語らしく整えるのなら「迎え入れる」や「いらっしゃる」あるいは「品揃えを増やす」「メニューを増やす」になります。
例えば新しいスタッフを職場に加える時は「明日から新しいスタッフの方が来られます。分からないことも多いと思いますので、優しく迎え入れてあげてください」と活用します。
加える対象が物か人かによっても、言い方が変わってくるので注意しておきましょう。
「加わる」を敬語で言い換えた場合の使用例
「加わる」を敬語で言い換えた場合の使用例
新しい季節になるとメンバーや体制も大きく変わるものです。
例えば次の季節に向けて新商品のレパートリーを増やしたい時は「品揃えを増やしたいので、ご知見をお聞かせください」とお伝えできます。
「ご知見」は相手からアドバイスをもらう時に使いやすいです。
このほか新人スタッフが加わることを、社内の人たちにお知らせしたい時は「中途採用の方が明日から来られます。よろしくお願いします」と使えます。
「来られる」は「来る」の尊敬語にあたります。
キャリアのある人が加わる時に取り入れていきましょう。
「加わる」の尊敬語
「加わる」の尊敬語
よその方が一時的に戦力に加わる時は「いらっしゃる」や「おいでになる」を用います。
「来週から本部長がいらっしゃいます。
くれぐれも失礼のないよう、お願いいたします」と用いていきます。
「加わる」の謙遜語
「加わる」の謙遜語
控えめに自分が加わることをお知らせする時は「参加させていただきます」や「ご一緒させていただきます」を用います。
加わることを、へりくだってお伝えできるでしょう。
まとめ
まとめ
「加わる」の丁寧な表現について解説しました。
様々なフレーズを自分の言葉に取り入れていくと、大きな自信につながります。
敬語力の向上に役立てていきましょう。