「双方」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

ひとつの表現だけでなく、複数の言い方を知っている方がお得な場合が多いものです。

「双方」の丁寧なフレーズ、謙遜した言い方などを学んでいきましょう。

「双方」の敬語での表現

「双方」の敬語での表現

ニュースで耳にするのが「双方」という言い方です。

「そうほう」と読み、向こうにいる人たちとこちらにいる人たちを述べています。

落ちついた言い方ですが、他の表現に直したい場合は「両者」「双方にとりまして」そして「お二方」「お二人」が挙げられます。

いずれも2者の協議や関係について表現する時に用いられています。

こちらが間に入って、2人の仲を取り持つ時に活用していきましょう。

ちなみに2者が3者に増えた場合は「お三方」という言い方をします。

人数や組織の数によっても、言い方が変わってくるので心得ておきましょう。

「双方」を敬語で言い換えた場合の使用例

「双方」を敬語で言い換えた場合の使用例

例えば弁護士の仕事をしていて、A社とB社の間に入って契約や締結の取り決めを行っていると仮定します。

このような時は「双方にとりまして、良い結果となるように精進させていただきます」と用います。

それぞれの固有名詞を持ち出さなくても、分かりやすい文が作れます。

このほか2人の方に集まってもらって、打ち合わせをおこなう時は「本日はお忙しいなか、お二方ともお集まりいただき、誠にありがとうございます」とお礼をいいます。

「双方」の尊敬語

「双方」の尊敬語

丁寧な表現を選びたい時に迷うのが「両者」です。

「両者の合意によって」とニュースで耳にしますが、一般的に格上とされているのは「両者」よりも「双方」になります。

目上の方同士を引き合わせる際は「双方」あるいは「お二方」を用いていきましょう。

「双方」の謙遜語

「双方」の謙遜語

双方の片方に自社が含まれている場合は、相手先の企業のことを「御社」あるいは「貴社」と呼びます。

自分の企業のことは「弊社」とお伝えしておきましょう。

まとめ

まとめ

「双方」の社会人らしい表現について学びました。

言葉を変えるだけで、ぐっと周囲に与える印象も変わります。

楽しく仕事していくために、敬語のスキルを上げていきましょう。

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