「同僚」の敬語表現・使い方・使用例について解説していきます。
さらに「同僚」の英語表現についても紹介しています。
「同僚」の敬語での表現や使い方
「同僚」の敬語での表現や使い方
「同僚」とは、「同じ会社や組織で働いている人・職場での地位がだいたい同じくらいの人」を意味している言葉です。
「同僚」について社外(組織外)の人に伝えるときには、「同僚」に職位や敬称(様・さん)をつけずに呼び捨てにします。
会社・団体など同じ組織に所属している「同僚」は「身内」という扱いになるので、社外(組織外)の相手に言及するときには「敬称・敬語を使わない」というのが基本的ルールとなります。
社外の人に「自社」について言及するときには「当社」ではなく「弊社」【へいしゃ】を使います。
そのため、社外の人に対して「同僚」について言うときには、自社の社長や専務、部長などであっても「弊社の○○・弊社の谷川」のように呼び捨てにするのが正しい敬意の示し方になります。
「同僚」を敬語で言い換えた場合の使用例
「同僚」を敬語で言い換えた場合の使用例
「同僚」を敬語で言い換えた場合の使用例として、以下のような例文を挙げることができます。
・『その問題に関しましては、先日弊社の山口から聞いております』
・『弊社の内田が吉田様に大変失礼な発言をいたしまして申し訳ございません』
・『○○様の担当でございます弊社の草本からご連絡を差し上げますのでしばらくお待ちください』
「同僚」について社外の相手に言うときには、「○○様・○○さん」のような敬称をつけずに呼び捨てにするのが敬意の示し方になります。
「同僚」は自分の身内に当たるため、敬称だけではなく「○○社長・○○部長」のような肩書きの職位もつけないようにします。
「社長である○○」のような呼び捨てであれば使うことができます。
「同僚」の英語での言い換え
「同僚」の英語での言い換え
「同僚」という言葉を英語で言い換えると、“colleague”(同僚)や“coworker”(一緒に働いている人)などになります。
名詞としての「同僚」は“colleague”などで表現できますが、実際の英文では「名前だけの呼び捨て」で同僚を表すことができます。
使用例として、“My colleague Matsuoka did something very rude”(同僚の松岡が大変失礼なことを致しました)などの英文を挙げることができます。
まとめ
まとめ
この記事では「同僚」の敬語表現やその使い方・使用例・英語について分かりやすく説明しました。
「同僚」の敬語表現は「弊社の○○というように呼び捨てにする・自社の同僚は身内であるため社外の相手には敬称も敬語も使わない」ということになります。
「同僚」の敬語の使い方・使用例・英語について調べたい人は参考にしてみてください。