「見たことありますか」の敬語表現とは？使い方や使用例など徹底解釈

この記事では「見たことありますか」について解説をします。

「見たことありますか」の敬語での表現

「ご覧になったことはございますか」となります。

見ることを敬語にすると「ご覧」です。

「覧」は見るという意味を持つ漢字です。

「ご」はその行為をする人を敬う意味があります。

「あり」は丁寧な表現にすると「ございます」です。

「ますか」は問いかけの意を表します。

ちなみに、自分が見ることは「拝見」といいます。

「見たことありますか」を敬語で言い換えた場合の使用例

『この動画をご覧になったことはございますか』

「見たことありますか」を敬語で言い換えた場合の使い方

あるものを目にしたことがあるか尋ねるときに用います。

何を指しているのかこれだけではわからないので、何について見たのかわかるように、この前に言葉をつけます。

たとえば、「○○の絵画を〜」です。

話し手はある絵画を見に行きました。

もし見た人がいるのであれば、気持ちを共有したいです。

そこで、先輩に絵画のことを話してみることにしました。

まず、それを見たのか尋ねてみないと気持ちを共有することは難しいです。

そこで、この言葉を伝えます。

敬意を込めており、目上の人に対して伝えることができます。

話し手に関するものを見たかを尋ねるときは、「〜いただけたでしょうか」といった表現をした方が、失礼な印象がありません。

自分が資料を作って、それを見てもらったか確かめるときの伝え方です。

自分の事柄に関しては、へりくだった言い方をすると失礼な印象を与えにくいです。

偉そうだという印象を与えてしまうこともあるので、その点を考えた表現をしましょう。

聞き手との親しさの程度によっては、伝え方が変わってきます。

「ございますか」はやや硬い印象を与えます。

「〜になったことはありますか」とした方が柔らかな印象になります。

まとめ

この言葉は、あるものを見たか確かめるときに用いるものです。

やや硬い印象を与えることもあるので、伝える人との親しさを考えた表現にしてみてください。