「よしなに」の敬語表現・使い方・使用例について解説していきます。
さらに「よしなに」の英語表現についても紹介しています。
「よしなに」の敬語での表現や使い方
「よしなに」の敬語での表現や使い方
「よしなに」というのは「ちょうど良い感じで」を意味している副詞の言葉です。
「よしなに」の言葉は「適切に・ふさわしく」や「よろしく」の意味合いもあります。
「よしなに」はこの言葉単体では敬語がありません。
ただし「よしなに」の後に、「今後ともよしなによろしくお願いいたします」のように敬語表現を続けることで全体を敬語にすることができます。
「よしなに」は「適当に・適切に」などの類語で言い替えてから敬語を続ける言い替えもできます。
「よしなに」は、仕事先などで「今後もよろしく」を示唆する簡単なあいさつとして使う使い方もあります。
「よしなに」を敬語で言い換えた場合の使用例
「よしなに」を敬語で言い換えた場合の使用例
「よしなに」を敬語で言い換えた場合の使用例として、以下のような例文を挙げることができます。
・『今後ともよしなにお付き合いいただけると幸いに存じます』
・『この度の問題において、御社に適切にご対応いただけたことに感謝申し上げます』
・『業務提携まで紆余曲折がございましたが、これからもよしなによろしくお願い申し上げます』
「よしなに」を敬語で言い換えたいときは、「よしなにの後に続く文章を謙譲語や丁寧語の敬語にすること」になります。
「よしなにお付き合いいただけると幸いに存じます」は「お〜いただける」と「存じます」が自分をへりくだる謙譲語の言い回しになっています。
また「よしなに」の代わりに、「適切に・相応に・適宜に」などの類語を使用して敬語にすることもできます。
「よしなに」の英語での言い換え
「よしなに」の英語での言い換え
「よしなに」という言葉を英語で言い換えると、“nice to meet you”(よろしくお願いします)や“properly”(適切に)、“appropriate”(然るべき)などになります。
例えば、“Please respond appropriately”(よしなにご対応をお願いいたします)のような英文の使用例で使うことができます。
まとめ
まとめ
この記事では「よしなに」の敬語表現やその使い方・使用例・英語について分かりやすく説明しました。
「よしなに」の敬語表現は「適切に・相応に・然るべきなどの類語に言い換えた上で、その後に丁寧語・謙譲語の文章などを続ける方法」になります。
「よしなに」の敬語の使い方・使用例・英語について調べたい人は参考にしてみてください。