「など」の敬語表現とは?使い方や使用例など徹底解釈

「など」の敬語表現・使い方・使用例について解説していきます。

さらに「など」の英語表現についても紹介しています。

「など」の敬語での表現や使い方

「など」の敬語での表現や使い方

「など」は、「複数の事柄(物事)を指し示す助詞」です。

「など(等)」は、「同じような特徴・分類のものを並べる使い方」「同類の中から一つを例示する使い方」があります。

また「など」「お菓子などいかがですか」のように、「一つのものだけに限定せず他の選択肢もある」といった意味合いでも使うことができます。

「など」「複数の人」に対しても使えますが、人に使う場合は「ら」を使うことのほうが多いです。

「など」は助詞であるため、直接的な敬語表現はありません。

ただし「ビールやワインなどがございます」の使い方があるように、「など」の後に続く文章を「丁寧語・謙譲語・丁重語(謙譲語Ⅱ)」に言い換えることで敬語表現にすることができます。

「など」を敬語で言い換えた場合の使用例

「など」を敬語で言い換えた場合の使用例

「など」を敬語で言い換えた場合の使用例として、以下のような例文を挙げることができます。

・『シャーペンや鉛筆などの筆記具をお持ちくださいませ』
・『アルコール類のご用意はありませんが、喉がお渇きなのであればお茶や炭酸水などがございます』
・『ビタミンが多く含まれた果物やお野菜などを積極的にお摂りになられることをおすすめいたします』

「など」を敬語で言い換えるときは、「など」の後に相手に敬意を示す尊敬語や謙譲語、丁重語(謙譲語Ⅱ)などの文章を続けるかたちになります。

例えば上記の「お持ちくださいませ」「お摂りになられる」は相手を敬う気持ちを示した尊敬語になっています。

「ございます」は聞き手(読み手)に対して敬意を表現する丁重語(謙譲語Ⅱ)として使われています。

「など」の英語での言い換え

「など」の英語での言い換え

「など」という言葉を英語で言い換えると、“etc. ”(など・エトセトラ)になります。

例えば、“Please prepare juice, tea, etc. ”(ジュースやお茶などのご用意をお願いいたします)のような英語の例文で使用されているのです。

まとめ

まとめ

この記事では「など」の敬語表現やその使い方・使用例・英語について分かりやすく説明しました。

「など」の敬語表現は“など”の後に丁寧語や丁重語(謙譲語Ⅱ)、謙譲語、尊敬語などの敬語表現を続けるやり方」になります。

「など」の敬語の使い方・使用例・英語について知りたい人はチェックしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました