「やってほしい」の敬語表現とは？使い方や使用例など徹底解釈

この記事では、「やってほしい」の意味を分かりやすく説明していきます。

「やってほしい」は敬語表現か

「やってほしい」は、相手にある動作をお願いする表現です。

「やって+ほしい」で成り立っている語で、「やって」は「何かをすることを、広く、または漠然という語」という意味の「やる」の連用形「やり」+助詞「て」で「やりて」の音変化、「ほしい」は「そうしてもらいたい」、全体で「何かをしてもらいたい」になります。

敬語表現の種類は大きく分けて、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3つがあります。

「やってほしい」にはいずれの語も使われていませんので、敬語表現ではありません。

「やってほしい」を敬語で言い換えた場合の使い方と注意点

「やってほしい」は、相手にある動作や役割、作業などをしてもらいたいとお願いする時に使われます。

敬語表現ではありませんので、目上の人や社外の人に対しては言い換えが必要になります。

ただお願いするだけではなく、「〜してもらえるとありがたい」など、より相手をたてる表現も使われます。

相手に手間や労力をかけさせるようなお願いごとの場合、「お忙しいところ恐れ入りますが」などのクッション言葉も使いましょう。

「やってほしい」の尊敬語

「やってほしい」の尊敬語は以下の通りです。

・『〜してくださいますか』
・『〜してくださいませ』
・『〜してくださいますと幸いです』

「やってほしい」の謙譲語

「やってほしい」の謙譲語は以下の通りです。

・『〜していただけますか』
・『〜していただけますと幸いに存じます』
・『〜していただけますようお願い申し上げます』
・『〜のほどよろしくお願い申し上げます』

「やってほしい」の丁寧語

「やってほしい」の丁寧語は以下の通りです。

・『やってほしいです』
・『〜してくれますか』
・『〜してもらえればありがたいです』

まとめ

今回は「やってほしい」について紹介しました。

ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。