「トラブル」の敬語表現とは？使い方や使用例など徹底解釈

予期せぬことが起きた時の、ワンフレーズに悩むこともあるものです。

「トラブル」の社会人風の言い方と、言い換えの表現についてチェックしていきましょう。

「トラブル」の敬語での表現

この場合の「トラブル」は、大騒ぎになることを示しています。

ソフトの不具合、お客様からのクレーム、配送のミスなどをあらわしています。

トラブルも業務で用いる言い方ですが、直接的なのでお客様がいる前では使いにくいものです。

トラブルの敬語風の言い方は「ご不便」や「ご迷惑」そして「お困りごと」や「お悩みごと」さらに「お客様のご意見」「貴重なご意見」などがあります。

場面によって適した言葉が変わってくるので、状況にあわせて選んでみましょう。

「トラブル」を敬語で言い換えた場合の使用例

社内のアプリに不具合が起こり、サービス利用者の方に迷惑をかけてしまったと仮定します。

このような時に使えるのが「〇〇の問題」や「〇〇の不具合」という言い方になります。

「この度弊社で〇〇の問題が発生いたしました。

ご利用中の皆様には多大なご不便とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」と謝罪文を入れていきます。

「トラブル」の尊敬語

お客様同士のトラブル、あるいはお客様が発端のトラブルを上手く収めたいことがあります。

クレームという言い方もありますが、日本語の苦情に該当するので、あまり好ましくない言い方です。

そのため「貴重なご意見」や「ありがたいご意見」そして「お申し出」や「お客様からのご連絡」があります。

ほかのお客様がいる場面でも、失礼なく使えるので心得ておきましょう。

「トラブル」の謙遜語

こちらがトラブルを起こしてしまった場合は「不祥事」や「弊社の問題」そして「不具合」という言い方をします。

「不祥事発生のお詫びについて」として、謝罪文を各社に送る場合にも適用できます。

揉め事、トラブルといったマイナスの言葉は使わないようにしましょう。

まとめ

「トラブル」にまつわる、色々なビジネス敬語を学びました。

まさかの事態が起きると、慌ててしまうもの。

ゆとりある時に言葉を学んでおくと、とても助かります。

時間にゆとりのある時に、語彙力を鍛えておきましょう。