「アイアン」とは？ゴルフ用語での意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「アイアン」とは?ゴルフ用語での意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈していきます。

「アイアン」の概要

「アイアン」とは、主にグリーンを狙う際に使用される鉄製のゴルフクラブの事を指します。

「アイアン」には番号が付いており、この数字が小さくなるにつれてロフト角が小さくなり、シャフトが長くなっていきます。

番号が小さいと、ボールの飛距離は伸び長く飛ぶようになり、逆に番号が大きくなるにつれてボールは高く上がり飛距離は伸びません。

グリーンへのアプローチの際に使用される場合が多く、「アイアン」の選択によって飛距離や高さを調節する事になります。

このため、一般的には何本かの種類の「アイアン」を持ち歩いてホールを回る事になります。

「アイアン」の特徴

「アイアン」には番号があると上述しましたが、その番号によって3種類の「アイアン」に分類されます。

1~4番の「アイアン」については「ロングアイアン」と呼び、性別や技量によって飛距離は変わりますが、一番飛距離の伸びやすい「アイアン」となっています。

次に5~7番の「アイアン」について、「ミドルアイアン」と呼びます。

その名前の通り「アイアン」の中では中距離を飛ばすための「アイアン」であり、「ロングアイアン」より高く上がる特徴があります。

最後に8番目以降の「アイアン」については「ショートアイアン」と呼びます。

「ショートアイアン」は、飛距離については見込めませんがボールが高く飛ぶため、高低差のあるバンカーなどで使用される傾向があります。

「アイアン」の種類

「アイアン」には上述した番号の他に、タイプや種類が存在します。

ゴルフ初心者にはミスに強く打ちやすい「キャビティアイアン」が挙げられます。

「キャビティアイアン」は万人向けの「アイアン」で、ヘッドの後ろの部分がくり抜かれており、ゴルフの打つ際に最適な場所とされている「スィートスポット」が広い事が特徴です。

上級者向けとされている「マッスルバックアイアン」は、ヘッドが一枚で構成されており、操作性については抜群ですが、それを扱う技術が必要で、プロや上級者が使用する傾向にあります。

ヘッドの中が空洞で、高くボールが上がりやすいという特徴がある「中空アイアン」は、弾道が安定する「アイアン」となっています。

「アイアン」は番号によって名前が付けられていますが、近年では番号で呼ばれる事が一般的になっています。

しかし、ウェッジと呼ばれるクラブについてはピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジという名称で呼ばれています。

まとめ

「アイアン」とは、主にグリーンを狙う際に使用されるゴルフクラブを指します。

番号が振られており、その状況によって適切な「アイアン」を選択し使用します。

一般的に、ゴルフバッグの中には1~4本程度の「アイアン」が入る傾向にありますが、必ずこの番号の「アイアン」を入れなければならないという決まりはなく、プレイヤーの力量や技術量によって選択されます。