「腹が黒い」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「腹が黒い」の意味を分かりやすく説明していきます。

「腹が黒い」とは?意味

「腹が黒い」とは?意味

「腹が黒い」【はらがくろい】とは「本心で悪いことを考えているような、心のねじれた性質」を例えた慣用句です。

「腹黒」【はらぐろ】ともいいます。

「腹が黒い」という例えの語源については諸説がありますが、魚のサヨリに由来するといわれます。

サヨリの外見は白くて美しいのですが、さばいてみるお腹の中は真っ黒く、表面と腹の内側の印象が大きく異なります。

「腹」という言葉には「心のうち」という意味もあることから「腹が黒い」は、一見悪いことを考えているようには見えないのに、内心では悪い考えが黒々とうずまいているような性格を表します。

ちなみに、あまり使われない言葉ですが、「腹が黒い」と逆で心が清らかなさまは「腹が白い」といわれます。

「腹が黒い」の言葉の使い方や使われ方

「腹が黒い」の言葉の使い方や使われ方

「腹が黒い」は、表面上は良い人に見えて心の中ではいつも悪いことを企むような人の性格に対して「いい人に見えるが、実際は腹が黒い」「あの人は腹黒だ」のような使い方をします。

「腹が黒い」の例文

「腹が黒い」の例文

「腹が黒い」を使った例文を挙げます。

・『彼は誠実そうに見えるが腹は黒い』
・『あの人は腹が黒いので、あまり信用しないほうが良い』

まとめ

まとめ

「腹が黒い」は、心の中に悪い考えが黒々とうずまいているさまを表す慣用句です。

あまり良い意味はありません。

もし人から「腹が黒い」と指摘されたら、思い当たる素行を見直したほうが良さそうです。

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