音楽の「ノクターン」とはどんな曲を指すのでしょうか。
今回は、「ノクターン」の意味と類語について解説します。
「ノクターン」とは?意味
「ノクターン」とは?意味
「ノクターン」とは、「夜をイメージした落ち着いた雰囲気の叙情的な曲」を意味する音楽用語です。
「ノクターン」の概要
「ノクターン」の概要
日本語では「夜想曲」と訳される「ノクターン」は夜に「感じる静寂さや落ち着きを表現した叙情感のある曲」を指します。
アイルランド出身のピアニストで作曲家でもある「ジョン・フィールド」が提唱した音楽で大人びた雰囲気と独得な悲哀をたたえたメロディが印象的です。
有名な「ノクターン」としてはショパンの「別れ」、リストの「ジュネーヴの鐘」などが世界的に知られています。
「ノクターン」の言葉の使い方や使われ方
「ノクターン」の言葉の使い方や使われ方
・『ピアノから奏でられるノクターンの調べが悲しみをより大きなものにした』
・『ノクターンを聞くと切なさでいっぱいになる』
「ノクターン」の類語や言いかえ
「ノクターン」の類語や言いかえ
・セレナーデ
「恋人に思いを伝えるために夕暮れの窓辺で奏でられるような切なさと恋しさを感じさせる曲」を意味する言葉です。
日本語では「小夜曲」と訳され「ノクターン」と同じくどこか哀愁を帯びたような曲調ですが、「セレナーデ」は恋の曲なので明るく前向きな気持ちを感じさせるという違いがあります。
まとめ
まとめ
「ノクターン」に具体的な定義はありません。
自称で決まることもあれば聞いた人の印象であとから分類されることもあります。
独得なメロディの虜になる人も多いので興味をお持ちの方は聞いてみてください。