「フォーマット」とは？意味や言葉の使い方、概要など

「フォーマット」とは具体的に何を指しているのでしょうか。

今回は、「フォーマット」の意味と類語について解説します。

「フォーマット」とは?意味

「フォーマット」とは、「あらかじめ決められた所定の形式」を意味する言葉です。

「フォーマット」の概要

書類を作成するとき、それぞれの個人が自由に書き上げてしまうと後から見直すときに読みにくく管理にも支障をきたします。

作成される回数が多く多様な人によって書かれる書類はあらかじめ分かりやすく仕上がるように書き方や記入する場所が決められています。

最初に日付を記入しその次に氏名を記入してから住所を書き職歴を記入する、といったような「取り決めとして事前指定されている書式や形式」を「フォーマット」といいます。

ビジネス用語としての「フォーマット」は書類の書き方や様式を意味する言葉ですが、そこから転じてコンピュータ用語では「データの記録方式」という意味で使われている言葉です。

更にそこから転じて「なにも記録されていない最初の形式のみが指定されているまっさらな状態」という意味でも「フォーマット」が使われています。

「ディスクをフォーマットする」という場合は記録されているデータを全て消去し初期化することを意味します。

「フォーマット」の言葉の使い方や使われ方

・『フォーマットに従って書類を作成する』
・『初めての仕事なのでフォーマットが定まっていない』

「フォーマット」の類語や言いかえ

・雛形
「作成する際に手本となる形式や様式」を意味する言葉です。

そこに当てはめていくと完成型にたどり着くようなサンプルや枠組みを意味する言葉で「フォーマット」よりも実用的なニュアンスが含まれます。

まとめ

「フォーマット」はビジネス用途コンピュータ用語でまったく意味が変わります。

同じ言葉でも使う場面や文脈によって解釈が変化するのでどのような意味合いで使われているかに注意して理解しましょう。