この記事では、「ティイングエリア」とは?ゴルフ用語での意味や特徴や概要、言葉の使い方など分かりやすく解釈していきます。
「ティイングエリア」の意味と概要
「ティイングエリア」の意味と概要
「ティイングエリア」とは、各ホールにおける「ティーショット」を打つ場所の事を指します。
「ティイングエリア」は、元々「ティインググラウンド」と呼ばれていましたが、2019年に大幅なルール改定が行われ、名称も「ティイングエリア」と改められました。
呼び方が変更になっただけであり、「ティイングエリア」と「ティインググラウンド」は同一の意味です。
「ティーマーク」と呼ばれる二つの印を基準としたエリアで、横側については二つの「ティーマーク」を直線で結んだ範囲、縦側については「ティーマーク」より2本分のクラブの長さまでが「ティイングエリア」となります。
それ以外の範囲から「ティーショット」をすることはルール違反であり、罰打として大きなペナルティを負う事になります。
「ティイングエリア」に存在するふたつの「ティーマーク」は、プレイヤーの性別、年齢、技術量によって色が変わります。
例を挙げると、プレイヤーが男性の場合は白色、女性の場合は赤色と変わり、中級~プロ級でも青と黒と色分けされます。
「ティイングエリア」で、ショットを打つ準備が整った場合は、素早くティーショットを打つように心がける必要があり、何度も素振り練習するなどと言った時間を取るような行為は控えるべきです。
一般的には、自分の「ティーショット」の番が回ってきてから40秒以内に打つ事がマナーとなっています。
「ティイングエリア」での主なルールやマナー
「ティイングエリア」での主なルールやマナー
「ティイングエリア」でのルールやマナーは様々なものがあります。
上述したように、「ティイングエリア」ではなるべく素早く「ティーショット」を打つように心がける必要があります。
「ティイングエリア」で素振りをする事が可能ですが、この素振りの風圧で球が動いてしまったりした場合には罰則無く打ち直す事ができます。
旧ルールではこの場合は罰打となり、ペナルティとなりましたがルール改正により変更となりました。
しかし、この素振りの際にクラブの先がボールに当たり動いてしまった場合、1打とみなされますが、「ティイングエリア」から外れていなければ、罰則はなく次のショットは2打目として打つことが可能です。
「ティイングエリア」には上述した「ティーマーク」が2つありますが、「ティーマーク」が示す範囲以外の場所からティーショットしてしまうと2罰打となりペナルティが与えられます。
またティーショットを空振りしてしまった場合は、罰打はつかず2打目として打ち直しをする事ができます。
まとめ
まとめ
「ティイングエリア」とは、ふたつの「ティーマーク」の範囲が示す、「ティーショット」をする場所を指します。
「ティイングエリア」では様々なルールやマナーが存在しており、各コースの最初の一打となる重要な場所となるため、しっかりとルールを理解しておく必要があります。