「犬も食わない」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「犬も食わない」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「犬も食わない」の意味について解説します。

「犬も食わない」とは?意味

「犬も食わない」とは、「誰も手を出そうとしないほど嫌われ敬遠されているさま」を意味する言葉です。

「犬も食わない」の概要

雑食性の犬は毒のあるもの以外何でもガツガツ食べるはずなのに、そのように意地汚い犬ですら食べないほど程度が低く嫌う様子に例えて「多くの人から嫌われ疎遠にされるさま」を「犬も食わない」と表現します。

出来の悪さや状況のまずさといった直接的な程度の低さの意味も含みますが、誰も手を出そうとしない距離を置かれている様子を強調しています。

物理的な距離ではなく関わり合いを持とうとしない、取り合わないなど精神的に距離を置かれている様子を示すときに使われる表現です。

「犬も食わない」の言葉の使い方や使われ方

『夫婦喧嘩は犬も食わない』
『誰も積極的に関わろうとしない、犬も食わないような揉め事の仲裁に駆り出される』

まとめ

「犬も食わない」は周囲から白い目で見られているような距離を置かれているさまを指す言葉です。

関わり合いになると面倒くさくうんざりするようなニュアンスが込められているので、言葉の意味合いをうまく解釈して使いましょう。