「型に嵌る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「型に嵌る」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「型に嵌る」の意味について解説します。

「型に嵌る」とは?意味

「型に嵌る」とは、「考えや行動が決まりきった形式になること」を意味する言葉です。

「型に嵌る」の概要

従来通りのやり方や方式に馴染むことを意味する言葉で昔ながらのやり方を習得したというポジティブな意味と、自由さがなくなり新鮮みが失われ平凡になったという相反する二つの意味合いで使われる表現です。

形式的であることをどのように評価するかによって言葉の意味合いは変わります。

伝統芸能など従来のものを受け継ぐことが重要であると考えられている場合は「型に嵌る」のは良いことですが、クリエイティブな業種など創造性を求める場合は「型に嵌る」のは平凡なものしか生み出さない悪いことであるとされます。

嵌まろうとした結果「型に嵌る」のとそれとも自由に動くため抜け出そうとしているのに上手くいかず「型に嵌る」のとでは同じ言葉でも意味は正反対です。

「型に嵌る」の言葉の使い方や使われ方

『稽古の甲斐あってうまく型に嵌る』
『型に嵌る演技ではオーディションを勝ち抜けられない』

まとめ

「型に嵌る」は文脈により真逆の意味で使われる言葉です。

どちらの意味で使われているのか前後の流れを確かめて正しく解釈してください。