「形なしだ」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「形なしだ」とはどのような意味で使われる言葉なのでしょうか。

今回は、「形なしだ」の意味について解説します。

「形なしだ」とは?意味

「形なしだ」とは?意味

「形なしだ」とは、「面目を失うこと」を意味する言葉です。

「形なしだ」の概要

「形なしだ」の概要

本来は物体が形を失うことを指す言葉で、元々の正しい形が崩れてしまい原型をとどめないさまを表します。

元あった形が崩れて失われてしまうことから転じて「保たれていた面目や威厳が崩れてしまうこと」という意味で使われている言葉です。

一般的には「相手の力量や技量が甚だしく優れているせいで本来は上の立場である人の面目が潰れて失われる」という意味で使われる言葉です。

初心者や素人など実力が劣ると思われている者が熟練者を上回ってしまうとこれまでさんざん先輩風を吹かせていたのに一瞬で立場がなくなってしまいます。

これまで形作っていた威厳や面目がなくなってしまうさまに高い実力を讃える意味を込めて「形なしだ」と表現します。

「形なしだ」の言葉の使い方や使われ方

「形なしだ」の言葉の使い方や使われ方

『初めてのラウンドをアンダーパーで回られては先輩として形無しだ』

まとめ

まとめ

「形なしだ」は相手の実力を高く評価すると同時に自分のプライドが崩れる様子を表しています。

自分を嘆く意味だけでなく相手を褒める気持ちも含まれている微妙な表現なので使い方に注意してください。

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