この記事では、「アゲンスト」の意味を分かりやすく説明していきます。
「アゲンスト」とは?意味
「アゲンスト」とは?意味
「アゲンスト」は、ボールを飛ばしたい方向から吹いてくる向かい風のことです。
つまり、ゴルフはピンという目標に向かってボールを打ち込みますが、このピンの方向から風が吹いている場合、「アゲンスト」となります。
なお、どの様にして風の方向を知るかですが、指先を舐めて風が来る方向に指を向ければ指からの感覚でどちらの方向から風が吹いているかが分かります。
「アゲンスト」の概要
「アゲンスト」の概要
「アゲンスト」は、英語「against」のことで反するという意味を持ち、吹き付ける風がピンの方向と反するという意味です。
向かい風になるため、飛距離が減衰するというのが「アゲンスト」になり、ゴルフのプレイヤーは向かい風でボールの飛距離が減衰することを考えて行動し、ボールを打ち込む必要性があるのが、この「アゲンスト」です。
「アゲンスト」の言葉の使い方や使われ方
「アゲンスト」の言葉の使い方や使われ方
「アゲンスト」は、必ず目標となるピンから吹き付ける向かい風である必要性があり、それと同時に自分がボールを飛ばすべき方向からくる向かい風でなければ使用しません。
そして、「アゲンスト」かどうかを判断するのは自分です。
「アゲンスト」の関連語
「アゲンスト」の関連語
「アゲンスト」に関連する用語は、追い風になり、追い風は、「フォロー」と呼びます。
「フォロー」は、自分が打つべき場所に向けて追い風が吹いていることで追い風の利点は飛距離が伸びることにありますが問題点としてはOBのようにコースを超えてボールが飛んでしまう可能性も否定できないです。
そして「アゲンスト」と関連するものが「バックスピン」でこれは、向かい風であるが故ボールにスピンを加えた場合、ボールが戻ろうとするスピンに関してはとても強くボールにスピンがかかるという利点があり、コースアウトを防ぐことができるのが「アゲンスト」です。
まとめ
まとめ
「アゲンスト」は、自分が打ちたい方向、つまりピンに向けてボールを打ち込む場合、ピンから吹く向かい風でボールを減速させる風になります。
よく「アゲンスト」は飛距離が伸びなくなるのでデメリットである、と述べる方がいますが、必ずしもそうとは限りません。
グリーンが小さくボールが弾みやすいグリーンにおいてはコースアウトをするケースも多く、コースアウトを防ぐことができるのであれば、向かい風の方が友好的にボールをグリーンの位置に留めることが可能で何も飛距離が伸びなくなることは悪いことばかりではないのです。
むしろ、飛距離が伸びすぎる方が問題で、これはOBというコースアウトになる要素で飛距離を伸ばすことが得意なプレイヤーの方においてはコースアウトをしてしまう要因が、「フォロー」という追い風になるため、「アゲンスト」は必ずしもデメリットばかりであるとするのは間違いです。
なお、向かい風なのか追い風なのかを確認するために、ゴルフ場の芝を引っこ抜いて確認する行為はマナー違反になりますので、指を水で濡らして風の吹く方を読み解くのが正しいマナーになります。
