「身を引き締めて頑張ります」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「身を引き締めて頑張ります」について解説をします。

「身を引き締めて頑張ります」とは?意味

気持ちを引き締めて努力をするといった意味です。

「身を引き締めて」は「身を引き締める」に接続詞の「て」をつけたもので、真剣になる、心を張りつめるという意味です。

だらだらした態度とは反対のものを指します。

たとえば、寒中水泳をやることになったとします。

厳しい寒さの中泳ぐときに、軽い気持ちでいたら危険です。

そのようなときには、真剣になるし、気持ちを張りつめることでしょう。

このときの気持ちや態度が「身を引き締める」が意味するものです。

「頑張ります」は努力する気持ちを表す言葉です。

「頑張る」に「ます」をつなげており、困難に屈しないでやり遂げるという意味があります。

「身を引き締めて頑張ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、努力をする気持ちや精進する気持ちを話し手が伝える際に使用をします。

「ます」は敬意を表す言葉ですが、それ以外の言葉は敬語ではありません。

しかし、このように目上の人に対して述べることができます。

「頑張ります」をビジネスシーンで使用をすると、幼稚な印象を与えてしまうことがあるので、別の表現に変えてもよいでしょう。

別の表現には、「尽力する」「精進する」などがあります。

相手を敬う言い方にすると、「いたします」をつなげて「尽力いたします」などとなります。

「頑張ります」という表現を使うときには、声のトーンや態度に気をつけましょう。

人間は言葉だけでなく、態度からもメッセージを受け取っています。

小さな声でうつむいて「頑張ります」といっても、やる気は伝わりません。

相手の方をまっすぐに見て、はっきりした大きな声で述べた方が、努力する気持ちがあることがわかります。

「身を引き締めて頑張ります」を使った例文

・『これからも身を引き締めて頑張ります』
・『身を引き締めて頑張ります。ご指導、よろしくお願いします』

「身を引き締めて頑張ります」の返答や返信例

努力をする気持ちを示しているので、応援をしてあげましょう。

目上のものから下のものに対して述べるなら「応援している」「期待している」などの言葉があります。

上司から応援をされれば、部下のやる気は一層高まることでしょう。

相手の気持ちをくじくようなことを述べるのは、望ましくありません。

まとめ

この言葉は、話し手が努力する気持ちを表すときに使用をします。

いい加減な気持ちではない、真剣に取り組んでいくつもりだということを表すものです。

こういった言葉を使うときには態度も重要です。

はっきりした声で相手の方を向いて伝えましょう。