この記事では、「面食らう」の意味を分かりやすく説明していきます。
「面食らう」とは?意味
「面食らう」とは?意味
「面食らう」は「めんくらう」と読みます。
意味は「突然の出来事に驚き慌てること」で、予想外の出来事が起きてしまい、びっくりして気が動転した状態のことです。
「面」という言葉が使われていますが、驚きの表情ではなく、気持ちや様子を表す言葉です。
「面食らう」の概要
「面食らう」の概要
「面食らう」は動詞として使われます。
語源は「栃綿棒を食らう」という言葉からきています。
戦後に栃の実をすりつぶしてうどん粉に混ぜる時に、すぐに固まってしまうので、急いで「栃綿棒」という道具で伸ばす必要がありました。
この時の素早い仕草が慌てている様に見えたことから、「狼狽する」という意味の「とちめく」と語呂を合わせて「栃綿棒を食らう」として使われ、更に省略されたのです。
「面食らう」の言葉の使い方や使われ方
「面食らう」の言葉の使い方や使われ方
「面食らう」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『高齢者から全財産を譲ると言われて面食らう』
・『子供に核心を突く質問されて面食らう』
・『浮気しているところへ彼女が現れて面食らう』
まとめ
まとめ
今回は「面食らう」について紹介しました。
「面食らう」は「突然の出来事に驚き慌てること」と覚えておきましょう。