この記事では、「厚意を無碍にする」の意味を分かりやすく説明していきます。
「厚意を無碍にする」とは?意味
「厚意を無碍にする」とは?意味
「無碍」は、「むげ」と読みます。
これは「滞りや障害が無いこと」を意味する言葉です。
ここでは「厚意を無碍にする」として使用していますが、これは「無下にする」と記載すべき所、誤手変換したものと考えられます。
「無碍」と「無下」は全く違う言葉なのです。
「厚意を無碍にする」の概要
「厚意を無碍にする」の概要
「厚意を無碍にする」は、「厚意を無下にする」を意図した誤用と推測できます。
「厚意」とは、相手の厚い配慮のことであり、これを無駄にしたり、無用なものとして取り扱う様子を示します。
「厚意を無碍にする」の言葉の使い方や使われ方
「厚意を無碍にする」の言葉の使い方や使われ方
たとえば、あなたの同僚が上司から特別に配慮してもらったとします。
しかし、その同僚は感謝もせず、その配慮を冷たく断りました。
このような場合に「上司の厚意を無碍にするとは、ひどいやつだ」と使うとよいでしょう。
しかし、この場合は「無碍」が誤用になってしまいます。
正しく、「無下」に書きかえて使用することをお勧めします。
まとめ
まとめ
このように、「厚意を無碍にする」は、「厚意を無下にする」を意図した誤用だと考えられます。
同じ「むげ」と読める単語ですが、まったく意味のちがうものなので注意しましょう。