「塵芥に帰す」はどのような意味で使われる言葉なのでしょうか。
今回は、「塵芥に帰す」の意味について解説します。
「塵芥に帰す」とは?意味
「塵芥に帰す」とは?意味
「塵芥に帰す」とは、「全てが失われて何もない状態になること」を意味する言葉です。
「塵芥に帰す」の概要
「塵芥に帰す」の概要
「塵芥に帰す」の「塵芥」とは「チリやホコリ」で、とても細かいゴミのことです。
「帰す」とは「元の状態に戻ってしまうこと」を意味します。
「塵芥に帰す」というのは「チリやホコリしか残らないなにもない状態に戻ってしまうこと」を意味し、具体的には形あるものが爆発や攻撃によって跡形もとどめないほど粉々になってしまうこと表します。
普通に壊したり傷つけたりするだけではなく欠片も残さないほど徹底的に破壊に対して用いる表現で、そこにあったことすら言われなければわからないほど消え去ってしまう甚だしい破壊の結果が「塵芥に帰す」です。
一般的な戦争による爆撃など通常では考えられないほどの威力で破壊された様子を指します。
「塵芥に帰す」の言葉の使い方や使われ方
「塵芥に帰す」の言葉の使い方や使われ方
『爆撃によって町が灰燼に帰す』
『美術品が灰燼に帰す前に避難させる』
まとめ
まとめ
「塵芥に帰す」は日常ではまず使わない非常に強い表現です。
戦争や大災害などを伝えるニュースで使われることがあるので意味を覚えておきましょう。