この記事では、「大智如愚」の意味を分かりやすく説明していきます。
「大智如愚」とは?意味
「大智如愚」とは?意味
「大智如愚」は「だいちじょぐ」と読みます。
意味は「本当に賢い人は一見愚かだと思われること」で、実際には賢く優秀な人が、普段はとてもそうは見えず地味に見える様子を表します。
あくまでその人が非常に優秀であることが認められている時に使われる表現です。
「大智如愚」の概要
「大智如愚」の概要
「大智如愚」の「大智」は「優れた知恵」という意味、「如愚」は「愚かに見える」という意味、「優秀な人は、普段から自分の知識や能力をひけらかさないので、愚かに見えるものである」という意味です。
いざとなればいつでも実力を発揮できるので心に余裕があり、普段はぼんやりしていることが多いことから使われる様になりました。
似た意味のことわざとして「能ある鷹は爪を隠す」がよく知られています。
「大智如愚」の言葉の使い方や使われ方
「大智如愚」の言葉の使い方や使われ方
「大智如愚」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『部長は正に大智如愚で、一流大学卒だが昼行燈(ひるあんどん)と呼ばれている』
・『全国一斉模試の結果、彼が大智如愚であることが分かった』
・『織田信長は大智如愚の典型だった』
まとめ
まとめ
今回は「大智如愚」について紹介しました。
「大智如愚」は「本当に賢い人は一見愚かだと思われること」と覚えておきましょう。
