「大男の殿」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「大男の殿」はどんな意味のことわざなのでしょうか。

今回は、「大男の殿」の意味について解説します。

「大男の殿」とは?意味

「大男の殿」とは?意味

「大男の殿」とは、「体は大きいのに意気地がない男を馬鹿にする言葉」です。

「大男の殿」の概要

「大男の殿」の概要

「大男の殿」「殿」「しんがり」と読み「隊列の一番後方」を意味します。

体が大きく頼もしい男であれば普通は隊列の先頭に立って歩くものですが、何かあるのではないかと怯えて前に立たず隊列の後方からついていく様子が「大男の殿」です。

勇気があれば先頭に立って堂々と歩くはずなのにそのようにしておらず殿で歩いている、という図体のでかさに見合わない内面の弱さを指摘する表現です。

人を軽んじあざけるときに使う罵倒語なのでむやみに人に使うべきではありません。

「大男の殿」の言葉の使い方や使われ方

「大男の殿」の言葉の使い方や使われ方

『大男の殿と言われても仕方がないほどの臆病者』
『人の後に続かないと行動できない彼はまさに大男の殿である』

「大男の殿」の類語や言いかえ

「大男の殿」の類語や言いかえ

・ノミの心臓
「体の大きさに反して心臓がノミのものかと思えるほど精神的に脆く重圧に弱い人」を意味します。

「大男の殿」が行動から精神の弱さを指摘しているのに対し、こちらは極度に緊張感を苦手とする人に対して使います。

まとめ

まとめ

「大男の殿」は知名度が高いとは言えないことわざですが意味は難しいものではないのでこの機会に覚えておきましょう。

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