「無碍に扱えない」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「無碍に扱えない」の意味を分かりやすく説明していきます。

「無碍に扱えない」とは?意味

「無碍に扱えない」は「無下に扱えない」の誤用で、「むげにあつかえない」と読みます。

意味は「人や物ごとに対し、冷たくしたり、素っ気なく対応ができないこと」で、人や、ものごとを無視したり、面倒くさそうな態度を取れない様子のことです。

自分の好き嫌いに関係なく、ビジネスや今後の自分の立場などもよく考えて、丁寧に対応しなければならないことを表します。

「無下に扱えない」の概要

「無下に扱えない」の「無下に」は「冷淡な様子」「素っ気なくすること」という意味、「扱えない」は「処理できない」「さばけない」という意味で、何らかの事情があって素っ気ない対応ができないこととして使われます。

誤用の「無碍」は「妨げのないこと」「何ものにもとらわれないこと」という意味で、「扱えない」が付くと不自然な日本語になります。

「無下に扱えない」の言葉の使い方や使われ方

「無下に扱えない」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『アポなしとは言え、折角訪ねて来てくれた人を無下に扱えない』
・『親に何を言うか分からないので、子供だからと言って無下に扱えない』
・『元は高価な物だっただけに無下に扱えない』

まとめ

今回は「無下に扱えない」について紹介しました。

「無下に扱えない」は「冷たくしたり、素っ気ない対応ができないこと」と覚えておきましょう。