「総辞職」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「総辞職」は何を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「総辞職」の意味について解説します。

「総辞職」とは?意味

「総辞職」とは、「全員で一斉に仕事や職務を辞めること」を意味する言葉です。

「総辞職」の概要

現在就いている仕事や任されている職務を辞めることを「辞職」といいます。

一般的に恥辱は個人の判断で行われるものであり一身上の都合などにより仕事を離れるものですが、何らかの理由により集団の意思が統一され全員が一斉に仕事を辞めることがあります。

全員が示し合わせて同時に仕事を辞めることを表す言葉が「総辞職」です。

会社の経営陣が一斉に辞めるときなどにも使われますが、一般的に「総辞職」という場合は内閣の全員が一斉に辞表を提出する「内閣総辞職」の意味で使われます。

不信任決議案の成立や内閣総理大臣の交代などの理由で行われる手続きの一つであり責任をとって辞めたり転職のために仕事を離れたりする通常の辞職とは性質が異なります。

「総辞職」の言葉の使い方や使われ方

『不祥事の責任を取って経営陣が総辞職する』
『衆議院選挙があると内閣は総辞職する』

まとめ

「総辞職」はただ全員が辞職するのではなく申し合わせ意思を統一した上で一斉に行われる行為を指します。

それぞれがバラバラに辞職した結果として全員辞めてしまった場合はあてはまらないので注意してください。